シリーズ第三弾ですね。
岸和田駅に突っ込んだ車。撥ねられる人達・・・そしてようやく止まった車からはサバイバルナイフを持った男が・・・都合7人を殺害した笹清は、就職難の時期によるロストジェネレーションからの復讐だと言う。そして笹清の釈放を要求する爆弾テロリスト「ロスト・ルサンチマン」なるものも登場し・・・笹清の事件と爆弾テロ捜査両方を担当することになった検事不破は、相変わらずの事務官美晴と共に・・・いや置き去り気味に?淡々と職務に当たる。そんな時に不破の身に・・・どうなる???って感じですか。
何というか、凄く丁度よい分量で丁度よいタイミングで先が予想できるフェアな設計になったストーリー構築です。凄く丁度よいので、予想通りな興ざめとかはなくむしろより腑に落ちたり、で驚きと言うか「あ、あの伏線はそっち側でか!」と言う刺激もあったり・・・いや意味不明と思いますが。パターン化してる犯人像やエピローグもお家芸的で落ち着きます。読んだぜ、完結したぜっていう?
面白かったです。
シリーズ前作までの感想↓
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