花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

6月の野山で出合った花

2010年06月28日 | 山野草
昨日の函館は29℃もありました!これには参りましたね、暑くてとろけそうでした。
今日の暑さは昨日とは違い、じっとりして梅雨って感じです。
北海道に来て数年経ち、体がすっかり道民になってしまい、暑いのを忘れていましたが、久々に暑い夏を実感しました。

今回は、先週の野山で出合った花を紹介します。

スイカズラ科のカンボク(肝木)です。
花はガクアジサイに似ています。中心部に小さな両性花があり、その周りを白い装飾花が取り巻いています。
とても綺麗なこの花を見るたびに、花嫁さんの髪飾りを想像してしまいます。

クマイチゴの花です。実は熟すと食べられます。

センリョウ科のフタリシズカ(二人静)です。
普通は名のとおり2本の穂を出しますが、このフタリシズカは穂を3~4本も出し、オオゼイヤカマシでした。

野原でよく見かけるシロツメクサ(白詰草)マメ科です。
子供の頃、この花で首飾りや髪飾りを編んだ事もありました。

バラ科のオニシモツケ(鬼下野)の咲き始めです。

白い花が続きましたが、こちらの元気な黄色い花は、バラ科のキジムシロです。

背の高い木を見上げると蕾がいっぱい付いていました。エゴノキ科のハクウンボク(白雲木)です。
ぶら下がるように咲いていました。いっぱい咲いたら見事でしょうね。

ラン科のコケイランは、あちらこちらでかたまって咲いていました。

こちらは、咲く準備中のベニバナイチヤクソウの蕾みです。

今回も色々な花に出合えた1日でした。