花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

ギョウジャニンニク

2009年04月11日 | 山野草

今日も快晴の絶好のお出かけ日和。
そろそろ山菜採りのシーズン、とは言っても全然詳しくないので、昨年見つけた所へ出かけてみました。
ありました!こちらが北海道で人気の山菜「ギョウジャニンニク」です。
ニンニクのような香りを持つネギ科の山菜です。

ギョウジャニンニクという名前の由来は、山にこもる修験道の行者が食べたことからとも、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたからとも言われています。(Wikipediaより)

今日の収穫です。こちらでは、ジンギスカンや醤油漬けにするようです。
実は昨日スーパーで売られていたギョウジャニンニクを買い、ジンギスカンでしたので、今日の夕食は、春野菜とギョウジャニンニクのペペロンチーノ風パスタにしました。美味しかった!!

セリバオウレン(芹葉黄連)

2009年04月11日 | 山野草

昨年から探しているセリバオウレン、情報を元に探しに出かけましたが見つかりません。諦めて別の場所を探してみると、偶然白い花が目に止まりました。
林の中に入って行くと、わー凄い!辺り一面このような群生が広がっていました。

セリバオウレンは、北海道の野の花図鑑には載っていません。
本州と四国で見られるキンポウゲ科の花だそうです。
葉がセリに似ている為、この名がついたようです。
高さは10センチ程度で、花も1㎝ほどの小さな花です。
暗い林の中なので上手く撮れませんが、初めての花の群生に出会えてラッキーでした。

函館山の花4

2009年04月09日 | 山野草

今週はお天気続きの函館です。
今日は最高気温が15℃程で、今シーズン一番の暖かさでした。

函館山の花も次々に咲き出しました。こちらは、何処でも見られる小さな花、ハコベ(繁縷)です。

ヤマネコノメソウ(山猫の目草)も、だんだん大きくなりました。

エンレイソウ(延齢草) が、緑色の鮮やかな葉っぱの中から顔を覗かせています。

函館山の花3

2009年04月09日 | 山野草

私の大好きなエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が咲き出しました。
まだとても小さくて、7~8㎝ほどです。

色は青系が多く見られますが、それぞれ微妙に違っている所が魅力的です。
儚げなとても美しい花で、春の妖精(スプリングエフェメラル)と呼ばれています。

こちらはパープル系ですね。
エゾエンゴサクと言えば、昨年テレビで放映された「風のガーデン」で、主人公が娘のルイの為に植えていた花です。

マルバマンサク

2009年04月05日 | 樹木・園芸種

マルバマンサク(円葉満作)が咲いたという、新聞やブロガーさんたちの記事を見て、久々に香雪園に出かけました。
マンサクの名は、早春の一番初めに「まず咲く」ところから、また木にたくさん花をつけることから「満作」とついたともいわれるそうです。

花の形は独特で、暗紫色の萼片の間から4枚の黄色い縮れたリボン状の花弁が伸びています。
ちょっと蜘蛛に似ているように思うのは私だけでしょうか。

西ききょう温泉

2009年04月05日 | 温泉

函館市の郊外、西桔梗町にある「西ききょう温泉」に行ってきました。
ここのお湯はなかなか良いと評判の温泉ですが、今回が初めての訪問です。
本当にここに温泉があるのかと思うようなガタゴト道を進むと、何も無い所に突然この建物が現れます。車も結構止まっているので人気の温泉なんでしょう。

内湯と露天風呂があります。
画像は露天風呂ですが、内湯もこれと同じように丸い浴槽が3つ並んでいます。
この特徴ある丸い浴槽は、ヒューム管(土管)を利用したものだそうです。

内湯は、低温41度・中温43度・高温45度の3つですが、中温でも結構熱く、高温は10秒程我慢しましたが、すぐ飛び出し、露天風呂に向かいました。
こちらは手前から水風呂、中温、高温です。水風呂といっても地下水なので、そんなに冷たくはありませんが、私には入る勇気はありませんでした。
中温は快適で、高温も内湯ほど熱くなかったので入ることができました。

泉質は含硫黄・ナトリウム-塩化物泉で、少し鉄分のような臭いがしました。
手作りっぽい雰囲気の温泉でした。(入湯料370円)

フノリ摘み

2009年04月03日 | グルメ

海岸線を車で走っていると、車が何台か止まっていました。海の方を見ると、バケツを手にした人や、海中でかがんで何か採っている人を発見。

石ころだらけの海岸へ降りて行くと、岩に海草がびっしり付いています。コンブもいっぱい流れ着いて?いました。

近づいてよく見ると、フノリ(布海苔)でした。
摘まんで少し食べてみると、シャリシャリした食感と磯の香りが口中に広がりました。長靴を履いていなかったのと、入れ物が無いのが残念でしたが、初めての体験にニコニコでした。

蕗の薹

2009年04月02日 | 山野草

堆積した落ち葉の中から、フキノトウが顔を覗かせています。

雪融けの頃に顔出す、淡いグリーンが清清しい早春の使者です。

春一番の山菜を少し頂戴してきました。
おにぎりにぴったりのフキ味噌にしょうかな。

3月の大沼

2009年04月01日 | 道南

久しぶりに大沼に出かけました。
函館は晴れていたのに、トンネルを抜けるとまるで冬に戻ったようなモノトーンの世界が広がっていました。
結氷した大沼の氷も随分融け、少しずつ春へと向かっています。

東大沼のキャンプ場です。岸辺の氷もかなり薄くなって割れています。

上の画像中央の桟橋から撮ってみました。結氷している時は湖の上を歩けますが、さすがにもう無理です。
湖の氷が融けると、間もなく花の季節がやって来ます。