花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

乙部町宮の森公園

2011年05月11日 | 山野草
平年より気温が低い状態が続く函館です。そのお陰で、桜もまだまだ綺麗に咲いています!

さて、先日、江差町の北にある日本海に面した乙部町に行ってきました。


高台からの眺めです。
乙部の漁港、乙部町の景勝地「館の岬」、残雪の山まで綺麗に見渡す事ができました。


昨年初めて訪れ、感動した宮の森公園再訪です。
春の花の時期には少し遅くて、カタクリも盛り過ぎ、ちょっと残念でした。


ここのカタクリの花は、かなり大きくて色も濃いので見ごたえがあります。
今回の目的は、今年見ていない白いカタクリに会いたくてやってきました。
お、白花?と思いましたが、薄いピンク色のストライプでした。


こちらの花は、おしべは白いですが、花は淡いピンク色で、とっても愛らしかったです。


花姿が今ひとつですが、やっと白いカタクリを見つけました!


オオバナノエンレイソウも咲きだしていました。


この辺りはニリンソウがいっぱい。


エゾエンゴサクの小群落もあちらこちらで見られます。


色々な花を眺めながらの楽しいウォーキングでした。

レクの森のエゾエンゴサク

2011年05月10日 | 山野草
エゾノリュウキンカの群生を堪能した後、同じ厚沢部町にあるレクの森を訪れました。


キャンプ場付近の一角は、エゾエンゴサクの青紫色で、霞がかかったように見えます。


昨年に比べると、花が少なくなっているような気がしました。


群生している花を撮るのは難しいですね。

エゾノリュウキンカの咲く谷へ2

2011年05月09日 | 山野草
今日の函館は、薄日は射すものの、すっきりとした青空は見られません。

さて、昨日の続きです。


この谷は、リュウキンカの他にも色々な花が楽しめます。
今回は、ネコノメソウが一番元気でした。


リュウキンカの周辺の斜面には、キクザキイチゲ、カタクリ、エゾエンゴサク、エンレイソウなど、
春の花がびっしりと咲いているのですが、雨上がりの天候と既に盛りを過ぎているためか、
少し残念な状態でした。


奥へと進む山道脇にも花が続き、彩を添えてくれます。


だんだん陽が射してくると、カタクリも元気になってきました。
「また来年も来るからね!」と花の谷を後にしました。

エゾノリュウキンカの咲く谷へ1

2011年05月08日 | 山野草
昨夜から降り続いた雨もようやく上がりましたが、気温は10度前後と肌寒い函館です。
今年はお天気と寒さに振り回され、花の見頃に上手く合わせる事ができません。

さて、そんな状態の中、厚沢部町にある花の谷へ出かけました。


ここ数年通っていますが、5月に出かけたのは初めてです。
まだ花は大丈夫かな?と思いつつ、雨でぬかるんだ狭い山道を上ります。
そして谷を見下ろすと、ご覧のような光景が広がりました。


水芭蕉は、残念ながら盛りを過ぎていましたが、エゾノリュウキンカは鮮やかな黄金色が眩しいほどです。


4月の方が花の状態はいいようですが、今年もこの光景が見られて大満足です。


道南では最大のエゾノリュウキンカの自生地、いつまでも残って欲しいと思います。

アズキナ

2011年05月08日 | 山野草
今日は予報どおり、雨のち曇りの肌寒い一日になってしまいました。
花シーズンの日曜日に、家に居ることはほとんどありませんが、今年はお天気に泣かされています(残念)。

さて、昨日アップした妖精の森近くで、山菜を採って来ました。


カタクリと一緒に写っているのが、人気の山菜「アズキナ」です。
北海道ではアズキナと呼ばれていますが、ユキザサと言ったほうが分りやすいでしょうか。


見た目は、ギョウジャニンニクにそっくりです。
ギョウジャニンニクの根元は赤紫色ですが、アズキナは白いです。
茹でるとアズキの香りがする事から、この名がついたようです。
さっと茹でてお浸しにすると、くせが無く甘味もあるので、とても美味しいですよ。

妖精たちの住む森へ

2011年05月07日 | 山野草
昨日、今日の午前中と絶好のお花見日和となった函館です。
でも、午後から雨が降り出し、連休最後の休日もお天気に泣かされる事になりそうです。

さて、記事が前後しますが、連休前半、春の妖精の住む森へ出かけてみました。


花の見頃には少し遅いかな?って心配でしたが、まだまだ元気なカタクリが出迎えてくれました。


エゾエンゴサクとカタクリ、こんな風に仲良く一緒に咲いているんですよ。


他ではもう終わりそうなキクザキイチゲも沢山咲いていました。


黄色のナニワズも仲間入り、次々に現れる妖精たちのおしゃべりが、聞こえてきそうな楽しい森散歩でした。

お花見

2011年05月06日 | 函館
連休に入り、初めて快晴の良いお天気になった函館です。
桜の開花も発表されたので、早速自転車でお花見に出かけました。


住宅街の桜ヶ丘通りにある、桜のトンネルです。
普段は車もあまり通らないのに、この時期だけは人も車もいっぱいです。


桜ヶ丘通りを過ぎ、五稜郭公園に向かいました。
お堀の淵を彩るピンク色の桜の綺麗な事!


お花見と言ったらジンギスカンと言うのが北海道の定番ですね。
ジンギスカンの食欲を誘ういい香りが立ち込めていました。
ちなみに、今夜の我が家の夕食も焼肉でした!


こちらは、五稜郭公園沿いにある六花亭という有名なお菓子のお店です。
公園側の窓がガラス張りになっているので、ご覧のとおり、見事に桜が写っています。


五稜郭公園内に復元された「函館奉行所」です。


お堀を縁取る桜と五稜郭タワー、右手奥には函館山も見えます。
桜はまだ6分咲き程度でしたが、待ちわびた春を楽しむ多くの人で賑わいました。

きじひき高原

2011年05月02日 | 道南
昨日は暴風雨が吹き荒れ、今日は午前中まで雨という、お天気に見放された連休になってしまった函館です。
そんな中、ソメイヨシノの開花という嬉しいニュースもありました。

さて、天気を気にしながら、またまた北斗市(旧大野町)の匠の森に出かけてきました。
残念な事に、カタクリは盛りを過ぎ、ピンクに染まった絨毯も、少々色あせて見えてしまいました。
そこで、きじひき山頂道路を上って行く事にしました。すると中腹にあるキャンプ場前のゲートが開いていました。
山菜採りの遭難者が出たため、ここ数年は5月にゲートが開く事がなかったのですが、
パノラマ展望台まで行く事ができました。


こちらがパノラマ展望台です。


生憎のお天気で、駒ケ岳もぼんやり見える程度です。
晴れていれば、大野市街地から函館山、横津の山並も見えるのですが残念です。


標高684メートルの木地挽山には、まだ雪が残っていました。


パノラマ展望台付近は、ご覧のような雪の壁が続き、道路の除雪もされておらず、その先はまだ通行止めでした。

春の林道散策

2011年05月02日 | 山野草
今日は朝から雨の1日でした。
せっかくのお休みで、花もいっぱい咲いているのに、出かけられなくて残念です。

さて、先日出かけた林道で、可愛い花たちに会ってきました。


山の木々も芽吹き始め、若草色やオレンジ色などの柔らかい色合いに染まる、春紅葉の季節がやって来ました。


林内の斜面を埋め尽くすカタクリやエンゴサク、キクザキイチゲの群生が続き、歓声を上げながらの撮影です。
画像はカタクリと若草色が鮮やかなコバイケイソウの競演です。


川を見下ろすように咲くカタクリの美人姉妹。


フッキソウも沢山見られました。


咲き始めたばかりの初々しいニリンソウ。


キバナノアマナの黄色が、林内を明るく華やかにしてくれます。

武井ノ島展望台へ

2011年05月01日 | 山野草
ゴールデンウィークに入っても、晴れたり曇ったり雨が降ったりと、お天気が安定しない函館です。

さて、連休初日、風の非常に強い中、お気に入りの戸井に出かけました。


函館市戸井にある展望台です。
私のお気に入りの景色で、突き出している岬は日浦岬です。


先端にある展望台に向かう山道脇では、可憐な花たちが出迎えてくれます。
こちらは超美形なカタクリでしょ!


マイズルソウも蕾みをいっぱい付けていました。


展望台からは津軽海峡を一望できます。正面に見えるのが武井ノ島です。
風が強くて、カメラを持つ手も揺れてます。