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冬の天体ショー「ふたご座流星群」が13日から15日にかけてピークを迎える。今年は、月の出が遅く、しかも新月の直前で、月明かりに邪魔されずに観測できる好条件がそろっている。
ふたご座流星群は、毎年12月にピークを迎え、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれている。晴天に恵まれれば1時間に15~20個、条件の良い場所では50個以上の流星を見ることができる。
ふたご座は、日没の頃、北東の地平線から上り、午前2時頃天頂に達する。最大の見頃は、13日深夜~14日明け方と、14日午後10時~15日午前3時頃。
国立天文台より引用。
毎年ほぼ安定して、多くの流星が流れる3つの流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれます。
●ふたご座流星群
概要:
三大流星群のひとつです。毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点では、年間最大の流星群と言えるでしょう。条件の良いときに熟練の観測者が観測すると、1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくありません。
流れる時期・極大:
ふたご座流星群は、12月の上旬から流星が流れ始めると言われています。12月中旬に入って数が増加しますが、極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあります。
極大は諸説あるのですが、2009年の場合は12月14日9時~16時頃と、残念ながら日本の昼間にあたります。
見やすい時間帯:
ふたご座にある放射点は、ほぼ一晩中夜空で見えていますので、夕方から明け方まで流れ星を見るチャンスがあります。ただし、夕方の早い時間帯は放射点が低いので、本格的に流れるのは、およそ21時以降となるでしょう。深夜の2時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見られます。
極大を考慮すると、12月13日深夜~14日明け方や、14日21時~深夜頃が観察におすすめの時間帯でしょう。
冬の寒い方が星が綺麗に見えるからいいやね。 寒いのはしょうがないw
寒いのが嫌な人は部屋でも見れる国産の天体シミュレートソフトなんてあったりします
http://www.magneticfield.jp/mitaka/download.html
ほら、西と北西の間のあれがデネブ、アルタイル、ベガ~ って夏の大三角だけど。
wikiより
冬の大三角(ふゆのだいさんかく)とは、冬季に南東の空を見上げる事で確認ができる星座のうち、こいぬ座のプロキオン・おおいぬ座のシリウス・オリオン座のベテルギウスの3星から構成される三角形。
また、シリウスから時計回りにプロキオン、ふたご座のャ泣bクスとカストル、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルと、7つの星を順に結ぶと大きなダイヤモンドの形となる。これを、冬のダイヤモンド(冬の大六角形)と言う。ベテルギウスがこの内側に入っており、カストルを除く7星が一等星である。なお、カストルを除いた6星で冬のダイヤモンドと呼ぶことも多い。
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その他の流星群の紹介(三大流星群を除く)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090000/other.html
その他の流星群を解説いたします。これらの流星群の中には、出現する流星数は少ないものの毎年見られる流星群や、例年はあまり流れないのに、年によっては三大流星群をしのぐ流星数が観察される流星群などが含まれます。
◇こと座κ(カッパ)流星群
4月22日頃に極大を迎える流星群です。普段の年の流星数はそれほど多くありませんが、ときおり突発的に流星数が増加することがあります。国内では1945年に1時間あたり約90個の記録があり、海外では1922年、1946年、1982年などに流星数の増加が観測されています。
◇みずがめ座η(イータ)流星群
5月の連休の頃に極大を迎えるのが、このみずがめ座η(イータ、エータとも表記される)流星群です。
◇やぎ座α(アルファ)流星群
7月中旬から8月中旬まで、長い期間活動するのが、このやぎ座α流星群です。ゆっくりと流れるのが特徴で、見られる流星の数はさほど多くありませんが、火球と呼ばれるような明るい流星が流れ、目をひきます。
◇みずがめ座δ(デルタ)流星群
やぎ座α流星群とほぼ同じ時期に活動するのが、このみずがめ座δ(デルタ)流星群です。5月のみずがめ座η流星群と区別するために「δ(デルタ)」を必ず付けて呼ばれます。
◇はくちょう座κ(カッパ)流星群
通常は、お盆が過ぎた頃から流れ出すのが、このはくちょう座κ(カッパ)流星群です。流星が流れる最後の末端で爆発することが多いとも言われています。
◇ジャコビニ流星群
約6.5年の周期で太陽を公転しているジャコビニ・ジンナー彗星(21P/Giacobini-Zinner)が母天体の流星群です。日本では、一般的にジャコビニ流星群という名前が通っていますが、世界的にはりゅう座流星群とも呼ばれます。
◇オリオン座流星群
10月中旬から下旬にかけて流れるのが、このオリオン座流星群です。みずがめ座η(イータ)流星群とともに、母天体がハレー彗星(1P/Halley)であることが知られています。
◇おうし座流星群(南群・北群)
11月上旬を中心に、10月末から11月中旬くらいまで流れるのが、このおうし座流星群です。
◇しし座流星群
しし座流星群は、過去に多くの流星嵐が記録されていることで、大変有名な流星群です。母天体はテンペル・タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)で、この彗星の公転周期である約33年ごとに流星嵐のチャンスがあるとされてきました。過去には1799年、1833年、1866年、1966年などに激しい流星嵐が観察されています。
◇こぐま座β(ベータ)流星群
一年のしめくくりとなる流星群が、こぐま座β(ベータ)流星群です。12月22日頃の極大前後数日間に、流星が見られます。