浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

父母に大恩受けし我なるに
報いきれなき我が身悲しも

「独り言」より、

2015-10-30 00:49:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

           恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


                 第三章 天上界への道


             ◆人々の喜びが無限のエネルギー◆


どこへ行こうと神様といっしょであるということを実感していただきやすいように、
体験を書かせていただくことにします。
まず、神様は光であり愛であり、命でありエネルギーであります。
自分の心の状態が真に神様の御心と一つになっていくと、
これらをいただいて自分の内に感じさせていただけます。
私は常に全国を飛び回っております。
休ませていただくのは、だいだい夜中の二時、三時前後です。
最近では、一週間ほど皆さんと中国に行きまして、浄心庵に帰り着いた晩に、
地方まで帰られるのに一泊された方々と夜中まで習字を習い、
れから明け方まで一人で書いていたことがありました。
その日はまた午後から夜中までこの本を作るための打ち合わせがありました。

朝まで寝ないことも珍しくありません。
自分の身を、生命を燃え上がらせております。
燃え尽きてしまいたいと思っています。
燃え尽きたら、あの世に帰らせてもらえばいいのです。
精一杯この命を燃え上がらせて、その結果として一人でも多くの方から「会えてよかった」と、
喜んでいただけたら、使命は果たせたことになります。
命を賭けて法を実践させていただいております。
「命を捨てるものは命を得る」又、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」という言葉がありますが、
肉体の命は関係ありません。
だから、無限の命、無限のエネルギーが与えられます。
こんなことが人間としてできるのかと思うほど不思議なことを見せていただきます。
お招きいただきますと、どこへでも飛んでゆきます。
その時は、ただのご奉公、いっさいの報酬は求めません。

せめてその時間だけでも、神の子になりたいと思って、神の御心どおりに自分が行い、
そのように生活させていただいております。
求める心があると、得られないからと言って腹を立てることもありましょう。
しかし、どこへ行っても心安らかです。
癒しを求めて来られる方が何百人、何千人おられてもかまわない、私の体が潰れるまで
ご奉仕いたします。
以前、東京に招いて頂いた時に、たくさんの方々に囲まれながら、汗だくになり、
もう帰らせていただく時間ぎりぎりまでお話をしました。
その後、色紙に字を書いてる間にズボンをはかせていただき、
シャツを頭から着せていただいて着替えをして、走って飛び出しました。
何処へ行かせて頂きましても、はじめての所ではお茶一杯、タバコ一服吸わせていただく
時間もありません。
肉体の限界にいどみ身はクタクタになりますが、心は喜びに満たされます。


              ~ 感謝・合掌 ~



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