~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
八、矢
589、たとい人が百年生きようとも、
あるいはそれ以上生きようとも、え、
この世の生命を捨てるに至る。
590、だから、(尊敬さるべき人)の教えを聞いて、
人が死んで亡くなったのを見ては、
「かれはもうわたしの力の及ばぬものなのだ」とさとって、
嘆き悲しみを去れ。
591、たとえば家に火がついているのを水で消し止めるように、
そのように智慧ある聡明な賢者、立派な人は、
悲しみが起こったのを速やかに滅ぼしてしまいなさい。
―――譬えば風が綿を吹き払うように。
~ 感謝・合掌 ~