~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
九、ヴァーセッタ
624、怒ることなく、つつしみあり、
戒律を奉じ、欲を増すことなく、身をととのえ、
最後の身体に達した人、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
625、蓮葉の上の露のように、露のように、錐の尖の芥子のように
諸々の欲情に汚されない人、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
626、すでにこの世において自己の苦しみの滅びたことを知り、
重荷をおろし、とらわれのない人、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
~ 感謝・合掌 ~