~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
九、ヴァーセッタ
630、敵意あるものどもの中にあって敵意なく、
暴力を用いる者の間にあって心おだやかに、
執着する者どもの間にあって執着しない人、
―――かれをわたしは〈バラモン〉と呼ぶ。
631、芥子粒が錐の先端から落ちたように、
愛着と憎悪と高ぶりを隠し立てとが脱落した人、
―――かれをわたしは〈バラモン〉と呼ぶ。
632、粗野ならず、
ことがらをはっきりと伝える真実のことばを発し、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
~ 感謝・合掌 ~