~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
1、序
1003、またもしもかれが家から出て家なきに入れば、
蔽いを開いて、無上なる〈目覚めた人〉(ブッダ)、
尊敬さるべき人となる。
1004、(わが)生まれと、姓と、身体の特徴と、
神呪(習ったヴェーダ)と、また弟子たちと、
頭のことと、頭の裂け落ちることとを、
ただ心の中で(口に出さずに)かれに問え。
1005、もしもかれが、見るはたらきの障礙のない〈目覚めた人〉
(ブッダ)であるならば、心の中で問われた質問に、
ことばを以って返答するであろう。
~ 感謝・合掌 ~