恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
心の教えを正しく行うと証がついて回る
作善止悪という簡単で難しい実践
先の続き・・・
口でいうのはごく易しいものですが、
行なえる人はほとんどおられません。
悪を行うと砂袋に砂を積めるように心を重くし、
善を行うと心が軽くなります。
また、よくないことをするのは、
コップの中の水にスポイトで
墨を一滴ずつ落としているようなものです。
心が濁ってきたら、反省をして悔い改めます。
それから償いの善き行いをさせていただくことです。
一生懸命に善行を積ませていただくのです。
それから、法の話、真理の言葉を
聴くのもいいでしょう。
そうしていれば、多少の悪を
犯してしまったとしても、
その濁った水に新しい真水を
注ぐことになります。
和尚は「三世の諸仏はことごとく
この法門を説き給う」と言われました。
三世は過去・現在・未来です。
いつの世にも変わらない真理として、
仏と言われる方はこの法門を説かれています。