◆お写真は恩師「長尾弘」先生のご法話に賛同して生けてあった
チューリップの花が一斉に開花したものです。
この時のことを後のご講演会で恩師ご自身がお話くださっています。
また、この時のことも恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」に
記載されていましたので下記します。
神様は私たちに何をいちばん望んでいらっしゃるでしょう。
私たちよりもさらに恵まれない不幸な人々のために、愛の手をさしのべた時、
神は「よくやってくれました。私はその思いでいっぱいであるが、
それを形に表すことができない。
私の思いをあなたはよく行ってくれました」と、神様はおおせられ、
お喜びなるにちがいありません。
そのように話しておりますと、何十本も生けてあったチューリップの、
それまで細長く固く閉じた蕾であった花がいっせいに全部開いたのです。
曲がっていた茎も一度全部垂直に立ち上がりました。
みなさんがいっせいに驚きの声をあげました。
ただ一本だけ、さっきの状態を証明するかのように茎が曲がったままでした。
実際にすべての蕾が同時にパーッと開いたのです。
私の今のお話は間違っていない。
そんな確信を与えるように、植物も喜んで応えてくれたと思います。
二部屋向こうの鏡台の上に一輪ざしで生けてあったチューリップもいっしょに
開きました。
大勢のみなさんが見ている目の前で起きた出来事です。
自然現象であったとしたなら、チューリップの蕾は必ず一つずつ別々に、
時間の間隔をおいて開花するはずです。
それが同時に全部そろって咲くのですから、奇跡としかいいようがありません。
「今話させてもらったことを神様がその通りだとおっしゃって、
その正しさを証明してくださったのです。
もし、お話が間違っていたら、こんな現象は見せていただけるはずがありません」と、
お話させていただきました。