恩師のご著書「思いの中に生きる」より
亡くなった方に対する思い方
先の続き・・・
私は四十五歳の時に家内を亡くしまして、
子供を二人残されました。
下は中学一年生、上は高校でした。
その時、もう本当に忽然として
亡くなりましたから途方に暮れまして、これは
一体どうしたものか思い悩み苦しんでいた時に、
ある先生が私に教えて下さったのです。
これはその先生を通して神仏から
教えていただいたんだと思います。
その教えが、「あなたは悲しんではいけません。
しかし、その人生の中で最も
悲しいでき事であれば、耐えて、
無理して耐えて我慢することもないんです。
思いっきり泣きなさい。思いっきて泣いて、
そしていつまでも囚われないようにしなさい。
いつまでも囚われてはいけません。