先日。
たまさかの空気なきれいな朝だったので、急遽外出することに。
ただ、空気がきれいということはもれなく“風が強い”ということでもある北京。
この気温で風があると、結構冷えました。 ぶるるっ!
で、どこへ行ったかと言いますと。
またまた、ここ。 『798芸術区』。
しばらく来ていなかったし、そろそろ紅葉が色づいてるかな・・・とでかけてみました。
すると。
桜で言えば三分咲き、というところか?
と見上げたその先には。
なんとも不安定な建物が。
北京の建築事情(?)を考えると、絶対あそこで働く勇気はない。(キッパリ)
数か月ぶりに来た『798芸術区』。
地震が起きたらもれなくガラガラと崩れてきそうな建物ができていたり。
私の中でどうもギリギリ感が否めないアーティストが。
天安門が中心に据えられた素敵なんだかよくわからない世界を描いていたり。
既に面識のあるリスさんが暮らす店では。
ホンモノかどうか微妙なドラちゃん懐中時計がぶらさがっていたり
・・・と、ちょこちょこ以前と変わった光景もありましたが。
相変わらず。
壁にぶら下がっている人は、
その手に力がこもっていたし。
不気味くんの不気味っぷりは全く衰えを感じさせず。
そんな愉快な仲間たちの変わらぬ姿にほっと胸をなでおろし、静かに798芸術区を後にしたのでした。
・・・と、その時。
懐かしい顔に出会いました。
それは、1年前には。
無造作に横たえられていた、顔面蒼白のヒト。
あまりの顔色の悪さにその後もずっと気がかりだったのですが、この日は。
思いがけず血色もよく、これまたほっと胸をなでおろしたのでした。
そんなわけで、懐かしい面々とも再会した798芸術区散策、これにておしまい。
次に出会う時はどんな変化を遂げているのやら・・・。