台風10号にびくびくしながら船にゆられること24時間。
8月7日。
小笠原諸島 父島が見えてきました~!
見たところ、台風大丈夫そう?
港はこの通り、ホテルや迎えのみなさんで大賑わい。
あらあら、ピーポくん。 小笠原までご苦労さまです。
私たちも宿泊予定のお宿の看板を見つけてウキウキと駆け寄ります。
こんにちは~! 今日からお世話になりま~す!
と、ごきげんな私たちを見るや、お宿のご主人。開口一番。
「どうします?」
どうって・・・。
まさか・・・。
「台風10号の影響で、帰りの船はほぼ欠航になるかと思います」
えぇぇ~!?
・・・やっぱり、台風10号はやってくるのですね。
有難かったのはお宿のご主人が
・今日の時点で海のアクティビティはほぼストップ
・台風が直撃した場合、避難所へ移動する可能性もあり
・8/10の帰りの船は経験上おそらく欠航になるだろうし、その次の14日の船もどうなるかわからない
と、はっきり説明してくださったこと。
私たちが中国から来ていることもご存じなので、帰りのフライトに影響が出てはいけないと考慮してくださったのでしょう。
というわけで、ここで我が家の常套句。
勇気ある撤退~!!!
すぐさまチケット売り場に並び、帰りの便の変更手続き。
無事変更できたので、お宿のご夫婦にごあいさつ。(なんと、キャンセル料もなし。ほんとに有難うございます)
それでは!
船が出るまでの3時間。
ダッシュで観光だ!
むむっ!?
なんか、観光スポット的な階段が。
神社かな?
って、階段 長っ!!!
3時間しかない私たちにはとても無理でございます。
というわけで、またまた。
勇気ある撤退~!
ウミガメのお寿司と島寿司をもぐもぐ。
観光する時間もないくせに、ビジターセンターに立ち寄ったり。
この時点で、徐々に風が強くなってきました。
波も少しずつ高くなってきてるな・・・。
海岸沿いの一部をうろうろして。
小笠原の空気をせっせと吸い込んで。
あっという間に帰りの船が出る時間となりました。
島のみなさんがこのように港に集まって、太鼓をたたいて送り出してくださいます。
さらに。
船に乗って沖まで見送りに来てくださる島のみなさん!
って、飛び込んでますやんっ!!!!!
うぅぅ・・・。
たかだか3時間の滞在では、この感動的なお見送りもなんだか複雑な気持ちで眺めるわけです。
いやぁ。
これはもう、いつか絶対リベンジしなあかんでしょ。
絶対(台風のない時期に)また来るぞ~!!!
台風が近づく海は少々波も高く。
揺られる船でラーメンずるずる。
この日は星空もばっちり見えました。
看板に寝転んでぼんやり眺める星。
そして、朝5:00前。
雲は多いけど、朝日が見えた!
おはよう~!!!
東京湾はまだ台風から遠いので、穏やかな海。
看板で過ごすもよし。
7デッキのラウンジでパスタをもぐもぐするもよし。
こうして私たちの小笠原諸島旅はほぼほぼ船の上で終了したのでした。