『厲家菜』という店名をご存じでしょうか?
東京銀座にもあるそうで、そのお店はミシュラン一つ星。高級店!(詳しくは → お店の情報)
一方北京はと言うと、せまいせま~い胡同(昔ながらの街並)にある本来のお店、そして中心部の新店舗の2店舗。
本来のお店へは2005年と2013年の2度訪れたことがあります。
その時から値段が上がったとはいえ、東京よりもお手頃に食べられるコースもあります。
さて、2013年ごろの様子は・・・。
胡同にあるお店。
このお店の創始者が清朝の皇帝や西太后の料理番で。
その頃から代々伝わるお料理(つまり宮廷料理)が今もこのお店で出されているのだとか。
メニュー。
コース料理のみ。
最初に前菜が運ばれてきて。
その後次々と。
宮廷料理が運ばれてきたのでした。
(以上、これらはすべて2013年時点の写真です)
そんな由緒正しき宮廷料理を。
デリバリーしてみました!
奥は宮廷ヨーグルト。
手前は厲家菜の代表作と言う翡翠豆腐。
翡翠豆腐と言う名の通り美しいグリーン。枝豆や海鮮、生姜やネギ、そして秘伝の出汁を使った一品。
(四代目が作り方を解説している動画はこちら(中国語)→ 動画解説)
タケノコとピーマンの炒め物。
(毎度毎度、タケノコを注文せずにはいられない我が家・・・)
茄子、豚肉、枝豆、干しエビなどの炒め物。
実はこのお店に対しての評価はバラバラで、美味しいんだけどなんでここまで値段が高いのか!?と厳しいコメントもあります。
今の北京では美味しいお料理がもっとお手軽にいただけるので、確かにその意見にも納得せざるを得ません。
でもでも。
やっぱり美味しかった~!
特に最後の茄子料理。
さすが!って感じでした。(←えらそう)
お料理の味はもちろんだけど、清の皇帝たちも楽しんだ味を守り続けている、それをいただけることに意味があるのかな。
デリバリーできるのはお店で出されるお料理の一部だけですが、おうちでのんびり厲家菜を味わえるとは。
贅沢だなぁ。