突然ですが、これは何でしょう?
なんともかわいいお菓子。
ミニサイズの「タンフールー(糖葫芦)」です。
お天気が良い日。
向かった先は、前門。
(本当は正陽門が見えるのですが、今は工事中)
それにしても、平日午前中とは言え。
人が少ない・・・。
その分、強い風直撃で体感温度はかなり低いです。
さて、前門大街を歩いていると。
こっ!これはっ!!!
中国SNSで最近よく目にする、ミニサイズのタンフールー屋さんではないですか。
本来、タンフールーは長い串にいくつも果物(主にサンザシ)をさしたりんご飴のようなお菓子。
北京の冬のお菓子といえば真っ先に思いつくのがこれです。
以前、同じく前門をぶらぶらした時に買ったのは、いちごのタンフールー。
当日作ったものを売ってますよ!というアピール。
それを信じて買いましょう。
色んな種類があるなぁ。
好きなのを5個選んで30元(480円くらい)。スマホで割引クーポンも購入できます。
迷った末に選んだのは。
サンザシとミカン。 サンザシのみ。 サンザシと抹茶の餡みたいなもの。
サンザシはリンゴにほのかな酸味を加えたような味でとても好きなので、ついつい多く選んでしまいました。
見た目で選んだ、いちごとマシュマロ。
そしてその奥はいちごと・・・まさかのプチトマトでした。
正直食べる前は「ずっしり重い感じかな?1個食べたら十分かな」と思ってたんだけど、食べてみてびっくり。
普段それほど甘いものを食べないのですが、このタンフールーは軽い口当たりでパクパク、もぐもぐ。
ミニサイズだといろんな味が楽しめていいなぁ。(でも、トマトはもういいかな・・・)
サンザシを使ったお菓子といえば、羊羹のような食感の「山楂糕」です。ネットで作り方も出ていますが、かなりの砂糖の量でびっくりでした!
カリカリに乾燥させて食べたり、枸杞と一緒にお茶のようにして飲む人もいるみたいです。
ミニサイズのタンフールー、他の味も色々試してみたくなりました。
昨日アメ横の中国物産店でサンザシの実を見かけました。(100gで200円だった?)自分であめがけしてみようかと思いましたが、今回は見送りました。それ以外の食べ方ってあるのでしょうか。
長い串だと、ちょっと持て余し気味なので、こういうミニサイズのはうれしいですね。冷たい風に吹かれながら味わうタンフールー、冬のお楽しみの一つですね。