だいたい週1回のペースで国家博物館へ行っています。
わざわざブログのネタにするほどではないなぁ・・・と思うものの、日本に帰国したら恐らく見られないものばかりだろうと思うと写真を撮りっぱなしというのも勿体ないので、自分の備忘録として博物館ネタもアップしようと思います。
(博物館内はフラッシュ・三脚を使わなければほぼ撮影OKです)
今回は《銅鏡展》。
よく見ると外枠の方に文字が彫ってあります。
こんな素晴らしいものが、西暦25-220の東漢(日本では後漢と呼ばれる)時代のもの! 日本は弥生時代。
こちらも同時期。
すでに車が彫られていることに驚き。
唐(618-907年)の銅鏡には螺鈿の細工。
こちらも唐の時代。
月にまつわる神話がモチーフ。
むしろ金の時代(1115-1234年)の方がざっくりしてるな。
明(1368-1644年)になると、模様もなんだか優雅。
清朝(1644-1912年)の銅鏡は、こどもをモチーフにしたデザイン。
こちらの明の銅鏡は、おめでたい文字を並べたもの。
日本に伝わった銅鏡についての説明もありました。
この展覧は見せ方も楽しくて。
例えばこの唐の時代の銅鏡。
すぐそばにある画面に触れると。
それぞれのモチーフの説明が表示される仕組み。
なんだかちびっ子が集まってるなぁと思ったら。
パズル形式で銅鏡の模様を完成させる画面。
そして、こちら。
本体はこちら、前漢(紀元前206-8年)の時代の銅鏡のデザインなどを紹介した画面ですが。
こうして画面に触れると、ぐる~っと3Dで自由自在に銅鏡を動かして自分の見たいパーツや反対側の様子が見られる仕組みなんです。
国家博物館は無料なので、予約さえとれば誰でも参観できます。
北京にいる間にできるだけ足を運んで、ここでしか見られないすごすぎる展示を目に焼き付けておこうと思います。
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