『可燃物』 米澤穂信 文藝春秋
余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。群馬県警を舞台にしたミステリー短編集。
いやぁ、すばらしい。全然思いもよらない動機や凶器、違和感のある目撃情報や食い違う証言。それが、鮮やかに解き明かされる。重厚な読み応え。2023年ミステリ―三冠というのも頷ける。
葛警部の食事が菓子パンとカフェオレ(コーヒーではなく)なのが、なんかおかしい。
おもしろかった。
余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。群馬県警を舞台にしたミステリー短編集。
いやぁ、すばらしい。全然思いもよらない動機や凶器、違和感のある目撃情報や食い違う証言。それが、鮮やかに解き明かされる。重厚な読み応え。2023年ミステリ―三冠というのも頷ける。
葛警部の食事が菓子パンとカフェオレ(コーヒーではなく)なのが、なんかおかしい。
おもしろかった。