『バッタを倒しにアフリカへ』 前野ウルド浩太郎 光文社新書
大学院を出て、ポスドクとして研究室にいた著者は、安定した職もなく、常に不安に苛まれていた。日本のスーパーで売っているタコの産地として知られるモーリタニアでは、サバクトビバッタが数年に1度大発生し、農作物に大きな被害を与えていた。バッタ研究者だったは著者は、思い立って一路モーリタニアへ。現地の言葉(フランス語)もわからずに飛び込んだ著者の冒険の記録。
著書は、大発生したバッタを見学していた観光客がバッタの大群に巻き込まれ、緑色の服を食べられたという話を聞き、バッタに食われたいという夢を持つ。そして、実際に緑色の服を着てバッタの大群に対峙できるのだが、バッタにスルーされる・・・。写真を見て私は思った。化繊の服はダメでしょう。バッタは、植物由来の綿や麻じゃないと食べないでしょう。
しかし、文そのものに、ユーモアがあり、おかしい。しかも、ポスドク問題やアフリカでのバッタの被害問題など、興味深い内容も盛りだくさん。
著者のミドルネームのウルドは、研究活動を認められて、モーリタニアの研究所所長から授かったもの。名前を授かるような著者の人間的魅力&考えるより行動と現地に飛び込み、次々とやってくる苦難を越えていく著者の性格もあって、おもしろかった。虫に興味がなくったて、大丈夫。おススメ。
大学院を出て、ポスドクとして研究室にいた著者は、安定した職もなく、常に不安に苛まれていた。日本のスーパーで売っているタコの産地として知られるモーリタニアでは、サバクトビバッタが数年に1度大発生し、農作物に大きな被害を与えていた。バッタ研究者だったは著者は、思い立って一路モーリタニアへ。現地の言葉(フランス語)もわからずに飛び込んだ著者の冒険の記録。
著書は、大発生したバッタを見学していた観光客がバッタの大群に巻き込まれ、緑色の服を食べられたという話を聞き、バッタに食われたいという夢を持つ。そして、実際に緑色の服を着てバッタの大群に対峙できるのだが、バッタにスルーされる・・・。写真を見て私は思った。化繊の服はダメでしょう。バッタは、植物由来の綿や麻じゃないと食べないでしょう。
しかし、文そのものに、ユーモアがあり、おかしい。しかも、ポスドク問題やアフリカでのバッタの被害問題など、興味深い内容も盛りだくさん。
著者のミドルネームのウルドは、研究活動を認められて、モーリタニアの研究所所長から授かったもの。名前を授かるような著者の人間的魅力&考えるより行動と現地に飛び込み、次々とやってくる苦難を越えていく著者の性格もあって、おもしろかった。虫に興味がなくったて、大丈夫。おススメ。
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