北海道ロケ編を区切りにして『太陽にほえろ!』は新たなシーズンに入り、ここしばらく3パターン位しか無かったボン(宮内 淳)のファッションにバリエーションが加わりました。
その1つが、いつもの黒Tシャツを着ないで胸をはだけ、替わりにベストを着用した一見マカロニ刑事風のコーディネート。
Tシャツ有りのバージョンもYシャツの襟が広くなったことで、以前よりちょっとオシャレになった気はしますが、まぁ相変わらずと言えば相変わらずのセンスですw
でも、当時このスタイルを真似してた男子はけっこういた筈で、何を隠そう私自身もその1人。もちろん、今思えば恥ずかしい限りですw(ボンのファッションがじゃなく、私自身の勘違いが)
後輩ロッキーの髭に負けじと髪の毛のボリュームもアップし、もみあげも更に伸びてちょっとクドくなって来ましたw
個人的にはこれより約1年前、ロッキーが登場する前後の頃の宮内さんが最も精悍で格好良かったと思います。ファッションももうちょい自然でしたからね。
さて、'79年に入ると、神がかり的だった宮内さんのカッコ良さに翳りが見えて来るのと同時に、『太陽にほえろ!』という番組そのものも「マンネリ」という潜在的な問題がいよいよ表面化し、その人気に翳りが見え始めます。
黄金時代の終焉……その足音がいよいよ近づいて来ました。当時、私はもう既に、毎週淡々と事件を捜査するだけの『太陽~』を、なんだかつまんないと思ってました。正直、惰性で観てました。
それでもファンをやめられなかった理由は、前回の記事に書いた通り。私はすでに中毒患者だったのと、まだボンが七曲署にいてくれたからです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます