さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

545番:トニオ・クレーガー(4)

2021-11-16 21:47:46 | 日記

トニオ・クレーガー(4)


—————————————【4】————————————————

Große  Schüler   hielten   mit   Würde  ihr  Bücherpäckchen   hoch 
gegen  die linke  Schulter  gedrückt,  indem  sie  mit  dem  rechten 
Arm  wider  den  Wind  dem  Mittagessen  entgegen  ruderten;  kleines 
Volk setzte  sich lustig  in Trab,  daß * der  Eisbrei  umherspritzte  und 
die Siebensachen  der  Wissenschaft  in  den Seehundsränzeln  klapperten. 
Aber  hie und da  riß  alles  mit frommen  Augen  die Mützen  herunter
vor dem Wotanshut  und dem Jupiterbart  eines gemessen hinschreitenden
Oberlehrers...

—————————————(訳)—————————————————

先輩たちは威厳を持って書物袋を高く左の肩に押し当てて、また一方
右腕を回し風をボートのように漕いで、昼食場所に向かう.後輩たちは
愉快そうに駆け足になっていたため、ぬかるみの泥水が跳ねかかり、学
習七つ道具がアザラシ皮のランドセルの中で.カタカタと音を立ててい
た.
だが、あちらこちらで、みんなはゆっくりと威厳にあふれた歩調で歩い
ていく先生方のヴォーダンのよう な神々しい帽子やジュピターの髭
のような姿の前では、恭しいまなざしで、かぶっている帽子* を急いで
脱ぎ降ろしたのだった.


————————————〘語句〙———————————————

große (強複1) (形) 年長の
der Schulter {同尾式} ❶生徒、男子生徒、児童、 ❷弟子、門弟
Große Schüler 上級生たち 
hielten (過去1,3複、2敬)<halten  持っている     
die Würde {弱} ❶(複ナシ)尊厳、威厳、品位
               ❷ 位、階級       
Bücherpäckchen  辞書不掲載→  Bücher (書物) + (包み、もしくは束)
das Päckchen {同尾式}❶ 小さい包み、束 ❷(商品の入った)小箱   
  これらからBücherpäckchen を想像すると:レターケースのようなものか.
  とりあえず訳としては「書物袋」「書物パック」辺りにします. 
die Schulter {弱} 肩 breite Schultern 広い肩(肩はふたつあるので複数敬)
gegen (前置詞) [衝突]  ドンと~に
indem (従属接続詞)[定動詞後置] 
    ❶  (手段・方法)  ~によって、~という方法で
    ❷ (同時性) ~していると、~しながら       
wider (副) 他方では、また同時に    
entgegen (副)(3格に)向かって、(3格に)反して
  der Sonne entgegen 太陽に向かって 
  Das ist unserer Abmachung entgegen. それは我々の取り決めに反している.
(前置詞)(3格支配)(3格名詞のあとに置かれることもある)
  Entgegen seiner Erwartung (または Seiner Erwartung entgegen) kam
  eine positive Antwort. 彼の予想に反し、よい返事が返ってきた.   
ruderten (過去3複、主語はsie) <rudern (自/i マタハh) ❶ボートを漕ぐ、
  ❷両腕を振り回す
   Sie hat das Boot über den See gerudert. / 彼女はボートを漕いで湖を渡った.
das Volk (変ER式)❶民族 ❷(単のみ)国民 ❸単のみ)庶民 
    ❹(単数形態で)群衆、人々   viel Volk 大ぜいの人々
    ➎(単数形態で)連中、やつら  kleines Volk  ちび助たち
lustig (形) 愉快な、陽気な
der Trab (単のみ)(馬の)速足
setzen sich + 状態 自分をある状態にする、セットする
  setzen sich inTrab わが身を駆け足状態にする → 走り始める  
der Eisbrei (E式) 辞書不掲載→Eis (氷)+ Brei (ぬかるみ) = 雪どけのどろどろ道
umherspritzte 辞書不掲載→umher (あちこち) +  spritzte (過去3単)<spritzen   
  spritzen (他)❶ (薬品などを⁴) 注射する (人に⁴)注射する
   ❷(水などを⁴)まく、跳ねかける
  spritzen (自)(水などが)跳ねる、飛び散る 
Siebensachen (複)七つ道具、
 (テキストは die Siebensachenであるが通常、所有冠詞と共に用いる)     
die Wissenschaft (EN式) 学問、科学 
die Siebensachen der Wissenschaft 勉強の七つ道具
daß *  通常 so + 形容詞oder 副詞 が先行して、相関関係を構成するが
  ここでは、先行部分にsoが見当たらない.lustigが唯一、soをもつ
  資格のある品詞なので、ここに関係づけて訳します.
   kleines Volk setzte sich (so) lustig in Trab, daß * der Eisbrei umherspritzte.  
   ちびすけたちは陽気が手伝い、駆け足気味になり、雪どけの泥水を
  跳ね散らした.       
Seehundsränzeln  辞書不掲載→ Seehund + Ränzeln
der Seehund (E式) アザラシ
Ränzeln →das Ränzelein (同尾式) ランドセル
  再度Seehundsränzeln (同尾式) アザラシの皮のランドセル(と推測します)
klapperten (過去3複) < klappern [クラッパーン](堅いものが)かたかたと音を立てる .
hie [ヒー] (副) ここ
♦ hie und da ❶あちらこちらで(に)、❷ときどき       
riß (過去)[新正書法はriss] <reißen  ❶(他) 引きちぎる、はがす、引き裂く   
            ❷(自) 裂ける、ちぎれる       
frommen (形、強複3)<fromm ❶敬虔な、信心深い ❷善意の、善意からの、誠実な
      心のこもった
      ❸無邪気な ❹信心ぶった、偽善の
  ヴォーダンとかジュピター神のおん前なので、とりあえず❶の意味に仮決めします.
  (全体が把握できてから、あとで意味修正をします)
die Mütze (弱) (つばのない)帽子  
herunter (副) [ヘルンター] (向こうの上からこちらの) 下へ       
Wotanshut (辞書掲載なし) 
  →Wodan + Hut = vo-dan  ヴォーダン(最高神)(北方神話)の帽子             
Jupiterbart (辞書掲載なし)  → Jupite +  der Bart[変E式] = ジュピターの髭   
gemessenⅠ (過去分詞) <messen    三変化(messen  maß  gemessen)
      ❶(他) (大きさ、長さなどを) はかる、測定する 
      ❷(自) ~の長さ(大きさ、高さなど)をもつ
  Sie misst 1.72m. / 彼女は背丈が1.72メートルある.    
gemessen Ⅱ(形容詞)落ち着いた、悠然たる、品位のある、現然たる、堂々とした   
hinschreitenden (辞書掲載なし)→hin + schreiten     
hin (分離前綴り)  むこうへ
schreiten (自/s) (ゆっくりと・歩調正しく・おおまたに・悠然と) 歩く、     
der Oberlehrer (同尾式) ❶上級教師 ❷校長 ❸高校教諭
  ここでは❶だが、さらに
  ①永年勤続の功労のある小学校教諭に与えられた称号(旧西ドイツ)
    ②功績の多い教諭に与えられた名誉称号(旧東ドイツ)
  しかし普通にいう時はやはり単に「先生」と訳すのが自然だと思います.


————————————〘解説〙———————————————

*  かぶっている帽子:  die Mütze にはかぶっているという修飾語は
 ないのですが、次のherunter が、いかにも頭から脱ぎ降ろしたイメ
 ージを感じるので、意訳で付け足しました.独検のときは、余計な
 蛇足はやめましょう.(減点されます.)

vor dem Wotanshut  und dem Jupiterbart  eines gemessen hinschreitenden
Oberlehrers...
ゆっくりと威厳にあふれた歩調で歩いていく先生方のヴォーダンの帽子や
ジュピターの髭の前では(急いで帽子を取去った.)  ここは隠喩表現を
していますので、読み手側で「~のような」を補います.

「ゆっくりと威厳にあふれた歩調で歩いていく先生方のヴォーダンのよう
 な神々しい帽子やジュピターの髭のような姿の前では...」
となりますので、初めに見たfromm の意味は「敬虔な→敬意をもって」
と少しやわらげて訳します.
西洋文学では、隠喩表現が出てきますので、修飾関係がぎこちない時は
読み手側で修正します.

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544番:鶴の恩返し(1)

2021-11-16 17:41:21 | 日記

鶴の恩返し

鶴の恩返し(1)
Der Kranich vergilt die Wohltat

 

——————【1】—————————————————        

  Es  war  einmal  ein junger Mann.  Er  lebte ganz
allein  und  einsam in einem kleinen  Haus  am Berg,
denn seine Eltern waren längst tot.  Jeden Tag ging er
den Berg hinauf,  sammelte Holz,  um sich damit sein
tägliches Brot zu verdienen.

——————(訳)——————————————————
        
昔、若者がいました.若者は山の麓にある小さな家に
たった一人で寂しく暮らしていました.なぜなら若者
の両親はずっと前に死んでいたからです.毎日若者は
山に上がって薪を集めて、日々の食費を稼いでいまし
た.

 

——————《語句》 ——————————————————

       
  * 主に使った辞書:三修社「アクセス独和辞典」
          :小学館「独和大辞典」  
der Kranich [クラーニヒ]{s/e} 鶴   
einsam (形) 孤独な、寂しい
 【副詞的に】Er lebt einsam.
              彼は寂しく暮らしている.   
am Berg  山の麓に
   山は話題未出語ですが、慣例で定冠詞をつけます.
   an は接近、接触を示す語です.山に接近・接触
   するところは、山のふもとなので
   am Berg は「山の麓に」
tot (形) 死んでいる 
Jeden Tag 毎日
hinauf/gehen (自) (向こうの)上へ上がっていく
 * gehen は自動詞でも、こういう分離動詞では、 
  4格目的語を持つことができます.
  Wir gehen die Treppe hinauf. / 私たちは階段を上がっていく.
  なぜ自動詞が4格目的語を持てるのか、私にはわかりま
  せんがhinauf が前方支配の後置詞として働いているから
  かもしれません.  
hinauf (副)(下から向こうの)上へ
sammelte <sammeln (他) 収集する、採集する、集める 
das Holz {es/¨er} 木、材木、薪
verdienen (他) (4格を) 稼ぐ、もうける

—————————————————————————————————
      【解説】
後半部分がわからない方もたくさんいらっしゃることでしょう.
Jeden Tag ging er den Berg hinauf,  sammelte Holz,  
um sich damit sein tägliches Brot zu verdienen.

「um ...zu + 不定詞」は「桃太郎」のときに出てきましたが、
今回初めて、このページに来られた方のために、もう一度解説
します.「um ...zu + 不定詞」で「~するために」と訳します.
um のあとは、不定詞の目的語が来ます.
Um die Briefmarken zu kaufen, ging er zum Postamt.
その切手を買うために彼は郵便局へ行った. 

Jeden Tag は熟語ですので、このまま「毎日」と訳します.
jeden は何格何変化?考える必要はありません.無視して
ください.たいていjeden Tag、4格形と決まっています.
絶対とは言いません. jedes Tages みたいになってしまうこ
とも無きにしあらず.「アンパン」が常に丸いとは限らない
ように.椅子の上のアンパンを知らずに座って、ぺっしゃ
んこのアンパンも時にはあります.何?私はもったいない
からいただきます.


話が脱線しました. tägliches Brot は「毎日のパン」ですが                          

意味は「生計」、「暮らし」.
これは熟語になっています.
(sich³) sein Brot verdienen  で「暮らしを立てる」 
  
コロナで暮らしがぺっしゃんこ?お互いさま.何とか
しのぎましょうね.

「毎日彼は山に行って、それでもって生計を立てるため
薪を集めていました.」

 

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543番:日替わり過去の日記(3)2010年1月11日(日)

2021-11-16 14:03:18 | 日記

2010年 1月11日(月

シンガポールのお客様2日目

山田というのは当時の春之助の名前.

2010年 1月10日(日)

2010年 1月11日(月)


Wong 様 の 写真撮影ツアー2日目


  【午前7時。さくら旅館】



山田   : Good morning, Mr. Wong.


Wong さん : Hi.


Lee さん : Hi.


  Wongさんたちは、ご自分で、機材を
  車のトランクに、積み込みます。
  
  手伝う、と言ったのですが、
  よほど、大切なものかして、
  触らせても、もらえません。

  大きなカメラと、三脚。
  望遠レンズ、等々。


Wongさん: Okay, let's go.
              いいぞ、行こう。  



   きょう、2日目は、
   嵯峨野の竹林を撮影なさいます。
   渡月橋から、北へ、府道29号、天竜寺前を通り、
   その北側の路地を入ります。

   本来、ここは、
   観光客のウォーキング・コースなので、
   車での乗り入れは、遠慮したいところですが、
   撮影という。特別の目的があります。
 
   車で、突き当り、大河内山荘まで、乗り入れます。

    竹は、孟宗竹と真竹がありますが、
         ここ、嵯峨野では、
   ほとんどが、真竹です。

   その違い目は、しなやかさにありまして、
   より、しなやかな、真竹は、剣道で使う竹刀に
   加工されます。

  
   大河内山荘側から、
         東の竹林の林道を撮るアングルは、
   よく、絵葉書で、見る光景です。

   やはり、
   この場所からの撮影が、重点的のようです。

   
   この写真撮影は、
         いつまでも、いつまでも、続きました。
   朝、宿を出発したのが、午前7時過ぎ。

   それから、
   こちらに参りましたのは、午前8時。
   
   ということは、
        只今、時間は、正午、つまり、4時間、
   延々とこの林道での撮影が続いています。

   もちろん、玉田は、
   とっくに、飽きて、車の中で、
   ポッケ~。

   昼飯は、どうするのだろう?

   山田、車から降りて、
   Wong さんに、近づき、聞いてみました。

   

Wong さん : Would you do us a favor ?
        頼まれてほしいんだけど。


山田    : Of course. What is it ?
                   へえ、何ざんしょ?


Wong さん : Generously go and
                    buy some foods for us.
                   Like sandwich and coffee please.

                   悪いが、
      食べ物を買ってきてくれたまえ。
      サンドイッチとコーヒー
                 みたいなものを。


山田  : Sure.
     よっしゃ。


Wong さん: Thanks ! This is the
                     money for three of us. 
                   ほな、これお金.


          Wong さんは、3000円、サイフから取り出し、ゴタ
   に差し出しました。

   つまり、何やな。ひとり、1000円
   の昼飯ですわ。


《うっひゃー、贅沢でんなあ~、ドキドキ


   「うなぎ弁当」
   でも、買えそうだが、

   「サンドイッチ」、て、

   ゆわれたんやから、サンドイッチか、
   パンにしとかな、あかん
   やろなあ。

   天竜寺北門を通り過ぎ、
   府道まで、降りてゆきました。

   嵐山には、
   コンビニがないので、ベーカリーに
   行って、適当に、パンとジュース

    (一応、ゆわれた
     通り、コーヒーもふたつ確保)

   を買い込みます。



   昼飯を買いに行く時間も惜しんで、
   写真撮影とは、
   いったい、プロのカメラマンの脳味噌の構造は、
   どうなっているのでしょうか。

   というか、大きなカメラや、三脚を、
   一々、車にしまい込まなくてはならないから、
   こういうことに、なったのでしょうかな。

   
   そういうわけで、お昼は、林道に座り込んで、
   パンとジュースで、いただきます。
   旅にしあれば、何とかに盛るみたいな。

   
   食事時間は、わずかに20分間ほどでした。

   (いや、私には、その後も、車内で、食べる時間
    があったが・・)

   午後も、風景写真の撮影は続きました。
   気前よくバンバン写しています。

   これって、デジカメ
   でしょうねえ。フィルムやったら、高くつくぜ。


   午後3時。ようやく、終了。
   ご苦労様でした。

   機材を車に積込み、
   林道を落柿舎のほうに、通り抜けます。
  

山田 : The house is called Rakushisha.
     A famouse poet lived there.
     Mukai Kyorai,
     the poet produced Haiku poems.

     これは、落柿舎です。
    ある詩人が住んでいました。
    向井去来という人で、
    俳句を作る俳人です。


Wong
さん : Umm, good atmosphere.
     うん、いい雰囲気だね。


ヾ(@^▽^@)ノ


 この辺り、あまり、
 写真撮影をお考えでは、なさそうです。

 なにせ、素人の山田、
 こういうところも、いいと思ったのですが。

 プロは、初志貫徹のツアーがお好きなのかも。

 北山杉と嵯峨野の竹林・・・雪は残念でしたけど・・・
 それでも、京北では、かなりの雪景色を
 堪能できたのではないでしょうか。

 Wong さんは、ご満足の様子です。

 夕方、お宿、「さくら旅館」に戻りました。 
 春に、また、ご家族で、来られるそうです。
    


Wong
さん: Please give me your name card.
    We'll call you next time
    we come back to Japan.

   名刺頂戴な。
   今度、日本に来たら、あんたを呼ぶから。 


山田 : Here it is.
    これです。


Wwong
さん : Thanks. And this is mine.
    おおきに。これが、私のです。     



  Wongさんのお名刺をいただきました。

  Russel Wong Photography
  と、書かれていました。

  フリー・ランサーのようです。
 

  シンガポールの話をお聞きしながら、ドライブ。
  車は、やがて、油小路花屋町の「さくら旅館」に
  戻ってきました。   


  握手でお別れです。


山田 : Thank you !


みなさん:Thank you !            
 


    おしまい
    山田 錦 (ゴタ)

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542番:ハイジ(2)

2021-11-16 13:58:06 | 日記

前回の学習は「519番」でした.

ハイジ(2)


——————————【2】———————————————
     
Heidi schaute erstaunt um sich und wußte durchaus nicht,
ハイディ シャウテ エアシュタウント ウム ズィッヒ ウント ヴステ ドゥルヒアウス ニヒト 
wo sie war.
ヴォー スィー ヴァール 

——————————(訳)———————————————
           
ハイジは驚いて自分の周囲を見ました。そして自分が
どこにいるのか全然わかりませんでした。


————————⦅学習ノート⦆——————————————
              
erstaunt  (形容詞) 驚いた、びっくりした
エアシュタウント
schaute (過去形)<schauen(自動詞)見る、ながめる
シャウテ                シャウエン
um (前置詞) ~の周りを
sich (再帰代名詞)自分
und (接続詞)そして ~と
durchaus 全く、全然
durchaus nicht, 少しも~ない
wußte (過去形)<wissen (他動詞)知っている、わかっている
主語 + wußte   ~はわかっていた。
主語 + wußte nicht  ~はわからなかった

 

————————————≪文法≫———————————————     

sein (ある、いる) という動詞を学びます。
ザイン  

        まず、現在人称変化を見てみましょう。
1単 : 一人称単数
     ich bin   私は~です、私は(~に)います          
     イヒ ビン

2単親: 二人称単数(親称)(親しい人に使う言葉)
     du bist    君は~です。君は(~に)います        
     ドゥー ビスト

2単敬: 二人称単数(敬称)(距離を置く間柄で使う言葉)(Sはいつでも大文字)
      Sie sind あなたは~です。あなたは(~に)います。
     ズィー ズィント


3単 : 三人称単数(er エア 彼は / sie ズィー 彼女は / es エス それは 各々共通の変化) 
     er ist      彼は~です。  彼は(~に)います。 
     エア イスト 

1複 : 一人称複数
     wir sind  私たちは~です。 私たちは(~に)います。
     ヴィーア スィント

2複親 :二人称複数(親称)(親しい間柄で使う言葉)
     ihr seid 君たちは~です。 君たちは(~に)います。
     イーア ザイト

2複敬 :二人称複数(敬称)(距離を置く間柄で使います)
     Sie sind
                  ズィー ズィント

3複  :三人称複数
     sie sind  彼らは~です。彼らは(~に)います。
                  ズィー ズィント 

 

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541番:アルト・ハイデルベルク(4)

2021-11-16 13:42:01 | 日記

アルト・ハイデルベルク(4)


————————【4】————————————————
   
   1. Szene.

v. Metzing.  (nervös). Das dauert heute endlos.
                  - Wer ist drin?
v. Breitenberg. Exzellenz von Haugk.
v. Metzing.    Was ist denn heute Abend?
                     Nichts, wie? Gar nichts. Wie immer.- 
      Ich bin furchtbar müde.
v. Breitenberg. (phlegmatisch). Ja, ja.
                    (Blick auf.)Exzellenz.   


——————————(訳)————————————————

        第一場

フォン・メッツィング : (いらだって).
             きょうは、やけに長く
             かかっているじゃないか。
             中に一体誰がいるんだ?
                

フォン・ブライテンベルク:フォン・ハウク閣下ですよ。

 

フォン・メッツィング  :今夜は何があるのだろう?
                                       何もないでしょ? いつものように何もね。
                                       私はとても眠たい。

 

フォン・ブライテンベルク:(無気力に)
             そうそう、何もありませんよ。
                       (見上げる)   フォン・ハウク閣下。


—————————【学習ノート】———————————————

 < の記号は右が原型を表示します。
 語学書ではよく、< を使ったり、√表示をしたりします。
 ゴタも真似しんぼ。


müde  (形容詞、以下形容詞は、a で表記) 疲れた、眠い

furchtbar(口語、文章両方)a 恐ろしい  (口語)  ひどい
        副詞(以下adv で表示) (口語)  ひどく
       
dauert  <   dauern

drin < darin = da + hin
             da は、そこ、という意味。hin は、中へ (方向助詞) 

phlegmatisch   (a) 無気力な 鈍重な
  フレグマーティッシュ

Blick auf <auf/bricken  (自動詞、以下 iと表記)  見上げる
           auf/bricken の中の 斜線 /  は、定動詞で分離することを表示 
          分離動詞とは、たとえば、ein/laden (招待する)では

 Ich lade sie in die Oper ein.  私は彼女をオペラに招待する

 のように、前つづりが文末に来る動詞のことを言う。
話法の助動詞などが来ると、
分離していた要素は、元に戻り、分離動詞は
再び一体化して文末に置かれます

 Ich möchte sie in die Oper einladen.  私は彼女をオペラに招待したい

wie ~ のように
immer  いつも
wie immer.     いつものように


sein コピュラ(イコール文の指標動詞)については、ist(である)
前回ごご紹介しました。
今回は ist のもとの形seinについてみてみましょう。)

                seinの人称変化

ich bin  私は~である      wir sind 私たちは~である
du bist    君は~である    ihr seid    君たちは~である
er  ist      彼は~である    sie sind    彼らは~である


    Ich bin müde.     私は疲れている(私は眠い)
   イッヒ ビン ミューデ

 私 =  眠い というイコールの関係を作る文でした。
そして、定動詞の位置は、2番目の要素として置かれるのでした。
ですから

  müde という要素を1番目に置けば

 Müde bin ich.

 

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