もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

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4597番:さすらいの青春(427)

2024-08-08 06:02:26 | 日記


さすらいの青春(427)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【427】—————————————

L'une  avait  un  chapeau  comme  elle  et  
l'autre  son  air  un  peu  penché;  l'autre
son  regard  si  pur;  l'autre  encore  sa  
taille  fine,  et  l'autre  avait  aussi  ses  yeux
bleus; mais  aucune  de  ces  femmes  n'était
jamais  la  grande  jeune  fille.
      
   
..————————(訳)—————————————

夢の中の一人は実際の女性と同じような帽子を被
っていた.もう一人はうつむき加減だった:また
一人は、澄んだまなざしだった.また一人はほっ
そりとした体形をしていた.そしてまた一人の女
性は実際と同様に青い目をしていた.だが誰もこ
の中には背の高いあの若い女性はいなかった.

 

————————《語句》————————————
      
penché:(形) かしいだ、傾けた;< pencher (自/他)
pencher (自) 傾いている
pencher (他) 傾ける 


——————— ≪読解注意点≫ ——————————————

L'une avait un chapeau comme elle et l'autre son air un
peu  penché;l'autre son regard si pur ; l'autre encore  
sa taille fine....,

初めの文以外、動詞がありません.付け足すとこう
なります:

L'une avait un chapeau comme elle avait eu en rêve
et l'autre avait son air peu  penché;l'autre avait son
regard si pur ; l'autre encore avait sa taille fine. 

つまり後続の文はavait ばかりなので、冗長を避け
るため脱落させたものと思われます.本文のほう
がすっきりしていてリズミカルです.小説は文学
という芸術ですから、avaitを省いたのでしょう.
これが科学論文なら省かなかったかも知れません.    

 


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