語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

772番:アルト・ハイデルベルク(35)

2022-01-31 06:33:48 | 日記

アルト・ハイデルベルク(35)

 

—————————————【35】———————————————
                  
Schölermann. Sehr wohl, Herr Lutz.
Lutz.  (gütig). Auf Wiedersehen in Heiderberg.
Schölermann. (demüthig)Auf Wiedersehen. Herr Lutz.


—————————————《訳》———————————————
                     
シェーラーマン:畏まりました、ルッツ様。

ルッツ:(好意的に)ではハイデルベルクでまた。

シェーラーマン:  ではハイデルベルクで、ルッツ様。


—————————————《語彙》——————————————
                   
gütig    (形)好意的な、親切な、思いやりのある:
     sich 4 ~ gegen j4 (人)に好意を示す 

 

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771番:アルト・ハイデルベルク(34)

2022-01-31 06:33:48 | 日記

アルト・ハイデルベルク(34)

 

—————————————【34】———————————————
          
Lutz.  Als der, welcher auch in diesem Heidelberg die kühle,
     klare, verstandsgemäße Vornehmheit des Hoflebens 
     aufrecht erhält. Also Schölermann, reisen Sie, Sie geben
     Depesche nach Ihrer Ankunft. Sie sind am Zuge, 
     wenn wir eintretn. Sie sorgen dafür, daß Wagen am
     Bahnhofe bereit sind usw.


—————————————《訳》———————————————
                     
ルッツ:これからのハイデルベルクにおいても、冷静で、賢明で
    理性的な宮廷生活の気品を語れる者としての私がお伴する
    ということだ。それではシェーラーマン君、向こうに着いたら
    電報をよこすんだよ。私たちが着くときは汽車まで出迎えを
    するのだよ。そして駅には、車*を手配して待たせておくこと。
       などなどの手配をな。


—————————————《語彙》——————————————
                
verstandsgemäße <verstandesgemäße→verstandesgemäßig
                  (形)分別による、理性による、理性的な
die Vornehmheit   (_/) vornehm であること
 vornehm   (形)身分の高い、高貴な、上品な、気品のある、洗練された
         みやびやかな 
des Hoflebens  < das Hofleben(_s/_) 宮廷生活
aufrecht (形)まっすぐな、直立した、
        aufrecht sitzen 姿勢を正して座っている
die Depesche (_/_n) 電報
eintretn < ein/treten  (自)入る
     im das Zimmer eintreten 部屋に入る
Sie sind am Zuge  あなたは汽車のところにいる→汽車を出迎える
sorgen  (für+4格)(~の)世話をする、配慮する、手配する              
bereit  (形)(叙述的)用意のできた

* 車 時代背景から察すると、馬車。

        ≪ひとこと≫
 dafür  は    da の部分は、直後のdaß 以下の内容を先行している。
 その内容にfür が冠され、そのことが準備できている、ということ。
 そしてそれが、そのように手配されているように、Sie sorgen しなさいと
言っています。
                        

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770番:アルト・ハイデルベルク(33)

2022-01-31 06:31:31 | 日記

アルト・ハイデルベルク(33)

 

—————————————【33】———————————————
          
Schölermann.  Sehr richtig, Herr Lutz.
Lutz.  Deshalb geht nicht irgend ein beliebiger Lakai oder
     Diener, sondern gehe ich mit nach Heidelberg.  
Schölermann.  Wie - wie - wieso?
   

—————————————《訳》———————————————
            
シェーラーマン:全くその通りでございます、ルッツ様。
 
ルッツ:  それだから、誰か従僕や下僕なら誰でもいいということで
     なく、私がハイデルベルクへお供するのだ。

シェーラーマン:な、なんですって?


—————————————《語彙》——————————————
                     
richtig (形)正しい、
deshalb (副)それだから、そのために
    Er war erkältet, deshalb fehlte er.
        彼は風邪を引いて、そのために欠席した。
irgend (よくしらないけど)何か jemand, etwas,  so ein, so etwas を修飾
beliebig (形)任意に選ばれた、随意の、好みのままの
der Lakai (_en/_en) (お仕着せを着た)従僕
der Diener (_s/_) 召使い、下僕

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769番:さすらいの青春(35)

2022-01-31 06:29:32 | 日記

さすらいの青春(35)

 

———————————【35】————————————————
                    
Elle avait repris tout son aplomb   Elle eut même, dès qu'elle parla
de son fils, un air supérieur et mystérieux qui nous intrigua.


———————————(訳)—————————————————
                      
女性は落ち着きを取り戻していた。息子の話になると、
優越感すら伺えた。そして、神秘的になることもあり、
私たちには奇妙にも感じられた。


———————————《語彙》————————————————
          
aplomb (m) ① 垂直、② 冷静、落着き ③ 厚かましさ
repris <reprendre (他)再び取る、取り戻す  
supérieur (形)上の、上級の、優れた
mystérieux  (形)神秘的な、不思議な
intrigua<intriguer (他)不思議がらせる、妙だと思わせる
  Son silence m'intrigue beaucoup.
   彼(女)の沈黙がどうもおかしい

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768番:さすらいの青春(34)

2022-01-31 06:26:45 | 日記


さすらいの青春(34)


———————————【34】————————————————
                     
La femme à la capote, qui gardait, entre ses genoux, un 
parapluie et un sac de cuir, avait commencé de s'expliquer,
en balançant légèrement la tête et en faisant claquer sa 
langue comme une femme en visite.     


———————————(訳)—————————————————
                    
カポート帽をかぶった婦人は、膝の間に、傘と革製の鞄を
挟んでそのまま持っていたが、訪問女性然として
頭を軽く揺り動かしながら、舌打ちをし、説明を始めた。


———————————《語彙》————————————————
                   
capote  (f) カポート帽(婦人、子供用のあご紐付き縁なし帽)
gardait <garder (他) 保つ、そのまま持っている
cuir (m)皮、革
s'expliquer  (自分の意見などを)説明する、述べる、釈明する
balançant (現在分詞) < balancer  揺り動かす 
claquer sa langue  舌打ちをする
en visite  訪問中である
comme une femme en visite  訪問中の女性らしく


————————— ≪学習感想文≫》—————————————

※ なぜ、訪問中の女性が、舌打ちをするのか、
意味につろくが取れませんでした。(降参!)
とりあえず、文法的解釈としては、この「舌打ち」
行為は直前のふたつのジェロンディフにかかるため
訪問女性らしく、頭を軽く揺り動かし、舌打ちなどを
していた・・・みたいな感じになるはずです。

100歩譲って、comme une femme en visite が
avait commencé de s'expliquer の直前、直後、もしくは、
挿入になっていれば、訪問客らしく遠慮がちに説明し始めた
となるところですが・・

その後、『グラン・モーヌ』  (みすず書房)を見ると、
長谷川先生の翻訳では、当時の当地の村の習慣だったと
付け加えがありました。
え?なんでそんなことまで、わかるの?
どうして調べたの?
プロの翻訳家のすごさを、あらためて知りました。
本日より、この本を大切に、私の先生になってもらいます。

 

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