古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

アピオスの花が咲きました。

2010年07月23日 02時29分56秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 去年の春、落花生の畝の端っこに、道子さんが注文していた『アピオス』という芋を植えました。ポットに細いツルが30センチほど伸びている苗でした。「植えて放っておいても大丈夫だって」といわれて少しだけ場所を提供したのです。秋のおわりに思い出して掘ってみると小さい芋が数珠のように連なって出てきました。
 その時点でどんな芋か調べてみようという気になり、ネットで検索しました。「アメリカインディアンが戦いの前に食べた滋味豊かな食べ物」というので、蒸して食べてみました。なかなかいけます。通販でも食品として販売しており、たくさん栽培している人もあります。
「来年は少しつくってみようか」という話になり、去年は30センチでしたが今年は2メートルの場所にたくさん植えました。そのツルが花をつけたので写真で紹介します。ぼくもはじめて見ました。去年は植えたことを忘れて、雑草に埋もれていましたから。
 さて全国的に大雨の被害がでましたが、梅雨が明けると猛暑で、畑はカラカラです。畝間が石のように固くなり草抜きも土寄せもできません。このままでは大豆、黒大豆、落花生、コイモ、サツマイモ、コンニャクも、キュウリ・ナスビ・トマト・ピーマンなどの夏野菜も干上がってしまいます。ホースでほそぼそと水やりしていたのでは追いつきません。
 というわけで一昨日は『畝間潅水』をするために45ミリのホースを出してきました。農業用水のパイプにこのホースをつないで、畝間に『走り水』を流そうというわけです。畝間に流すとじわじわと畑の底に水が行き渡り、植物も水に向かって根を伸ばしていきます。
 ところがきのう、前日水を流した畝間を土寄せのために耕運しましたが、一日で畝間はカンカチです。道子さんが「大雨が降ったと思って、太いパイプを開けて水びたしにしようか」といいます。たしかに夕方の水やりに毎日二人が一時間以上とられていたのでは、家のまわりの畑や山の植木にも水をやらねばならないのに時間が足りません。
 この畑はつくって三年目です。去年も畝間潅水はしましたが、75ミリの水田用のパイプは開けたことがありません。しかしこれだけ畑がカチカチになるとどうしようもありません。
 大豆畑トラストをやっていた頃を思い出します。雨が降らず一反の大豆畑に5週連続で畝間潅水をした年がありました。(大豆は、雨が降らなくても週に一回の畝間潅水で間に合います)今年もそうなるのでしょうか。多少不安ですが、太いパイプを開けて水をめぐらしてみます。
 
コメント
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