あらかると one day

小さな旅とetc・・・。

おそろし (宮部みゆき著)

2009-04-18 15:51:20 | 読書
 三島屋変調百物語
今回も宮部みゆきさんのオドロオドロした世界にはまってしまう。
体力と眼力があれば一気読みをしている本だ。

 自分自身が原因で人殺しの場面に出会ってしまったおちかさん。
江戸の叔父の家に身を寄せひょんな事から、因縁深い話を聞くようになり、それが彼女自身の中にこもっていたことを吐き出させていく。

最初短編かと思っていたら第一話が最終話まで絡まってきている。
夜読んでいたら背筋にヒヤッとしたものを感じる。でも読むのをやめようと思ってもやめられない。
最後の章はとうとうAM2時まで読んでしまった。

(抄録より)
17歳のおちかは、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった。ある日、叔父はおちかに客を任せて出かけてしまう。おそるおそる客と会ったおちかだったが、次第に客たちの話に引き込まれ…。哀切にして不可思議な「百物語」。


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