妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の認知症まだまだ諦めていません

2012-01-07 00:22:37 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています

6年前のデイサービス利用時の日記です(要介護2)

平成17年10月8日(土)

いつもと同じパターンです

黙々と 休むことなくカバンをいじっている姿を見ていて思うのですが、

カバンいじりを 自分から止めたら何か 別の行動が始まると思います


じっとしていられないので 多分徘徊が始まるのではと思いました


施設からの便り

今日は 午前中雑巾を縫って頂きました

何かに集中することが とても好きで とても細かいところも

熱心に取りくまれています


本日も おやつ作りなど根気のいることも嫌な顔をすること

お手伝いして頂きました


振り返って

カバンいじりを止めさせようとは当時は 思わなかったです

カバンを取り上げるとか 中に入れるものを制限するとかも

考えなかったです


ただ 何となく、両手をこれ程動かしているのには

何か理由があって

この動作がアルツハイマーの進行を遅らす自己治癒力が働くのか?

と思ったりもしました


徘徊も同じ理由ではないかと思います


これは根拠はなく ただ私が勘で思いついたことです

 

それが6年後の今では介護度5、全介助、 一人ではなんにも出来ません

話すことも出来ません


あまりの落差です

今の妻の病状を認知症と言うには全然似付かない

脳の機能が失っているので中核症状も周辺症状もありません