妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

見当識障害の説明が矛盾します

2012-01-13 01:01:14 | 日頃気になること

妻はアルツハイマー型認知症で 老健に入所してます 介護度5で全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(介護度2)その時の介護日記です

 

平成17年10月16日(日)

今日は デイから帰って いつものパターン通り夕食後 カバンいじりが始まり

7時頃 トイレに入った

出てきたのは なんと11:55だった   


途中何回か ノックすると 「でるよ。」 と、その度に返事はします

「どこか具合が悪いのか?!」と、訊くと 「どこも悪くない!!」 と言います


「5時間もはいってた・・・」と、言うと「そんなに入ってない!」

と、怒りました   


夕食後 薬を飲んだところは確認してません

直ぐには飲まなかったです


施設からの便り

トイレに籠っている時間が、あまりに長いと旦那様も

気の休まる時がありませんね 


デイでは、逆にトイレに行く回数が減ったように感じます

トイレの中でノイコさん(仮名)は、リフレッシュしているのでしょうか?  

 

振り返って

アルツハイマー病患者は 共通して 時・時間 に対しての見当識障害が

まず始めに表れる・・・となってます


患者さんの5時間の体験は 我々の5時間の実感と同じなのか?


見当識障害と言うのであれば1時間と5時間の時間の

容量の差の区別がつくのか?  


また 「そんなに入っていない。」と 言った意味は本人は

もしかすると 5時間という言葉は 長い時間という意味だけだった

のではないか?


「そんなに入っていない。」・・・うけとりかたによっては見当識障害は

ないともいえます

 

専門家の説明を聞きたいです