妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

全てがアルツハイマー病のせいだと思うと妻があまりにもいとおしい

2013-07-18 12:46:11 | 介護の回想

散策コースの畦道に多く見かけます。名前は分かりません。左は朝顔だと思うがツルがありません 地に這ってます。

当地は今 雨は止んでどんよりとした曇り空ですが外気温23℃です。少し半袖では肌寒いです。

私は今 認知症介護体験と言う題目で講演を引き受けて原稿を書いていますが まるで筆が進まないのです。

4年前までは5~6回講演したことがあります。その頃は妻は要介護3で意思の疎通はできたし身体的不自由もなかった。異常行動で振り回されて私は被害者意識があったので幾らでも書けたし かえって時間不足だった。

ところが 現在は当時の心境とまるで真反対のように変化したのが分かったのです。

アルツハイマー病発症から10年 苦しみや怒り 混乱状態になったこともあった。妻のせいでわたしは貧乏神を引いてしまった。私は被害者だと妻を恨んだこともあった・・・。

が、今は、全てが、アルツハイマー病のせいだと自分自身に言い聞かせていると妻があまりにもいとおしいのです。

介護体験発表は現在の心境を主に話すことにしますが まとめるのが難しいです

ほんとうにアルツハイマー病は人類の敵だ