妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

本当にアルツハイマー病は人類の敵だ

2013-07-27 14:36:17 | 介護の回想

<家の近くの雑木林・・草の実です>

昨日 施設に妻の夕食介助に行ってきた。県内各地は局地的な大雨のニュースが流れていたが当須賀川市はそれほどの雨量でなかった。

行きがけに阿武隈川を右手に見たが普段の雨量位の水位だった。
須賀川から上流はあまり降らなかったようだ!?

特養から半袖の肌着と半袖の上に着る物を持ってくるように言われたので、3枚づつ用意して持って行ったが、今までは夏でも半袖は着てなかったのです・・・??

本人は意思表示が出来ません…暑いですか?と聞いても声は出ないし 頷くことも出来ない。もしかして 暑い という意味が分からないのかも?・・・暑い 寒い の感覚がないのか!!

夕食介助で、みそ汁がカップでうまく啜れないのです。スプーンで一口づつ運ぶが何回か咽るので半分も飲めなかった。

本人は喉が渇いたからと伝えられない・・・または、喉が渇いたという感覚がないのか?

妻を見ていると喉が渇いたから水分をとるという動作に見えないのです・・・。

昨日の観察では 水分をスプーンで口に運んでもようやく口を少し開いて自分で啜らないので流し込んだ…しばらく口に含んだままで飲み込んだ確認は出来なかった。

22日の症候性てんかん発作以来 食事の動作が一段と緩くなったようだ・・・

現在 治療法のないこのアルツハイマー病 確実にゆっくりと進行していくのが分かります。

毎日を悔いのない介護と自分に言い聞かせています

明日のことは思い浮かんでも考えないことにします