妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護に何の希望があるのかという思いが浮かんできた

2013-09-25 12:41:04 | 日頃気になること

<ズミ・・・池の端にて(私のへらぶな釣りのホームグラウンド) バックは水面です>

私の妻はアルツハイマー型認知症で特養に入居しています

要介護5 全介助 意思の疎通は殆どはかれません


要介護度5でも最重度だと思う・・・

他の入居者さんと比べても最重度に見えます


老健入所から今の特養まで4年6か月になります 

この間 3日に1度のペースで夕食の介助に通ってます

 

老健入所時から1度も自力で食べられなかった(自力で食べる気がなかった?)

全てスプーンで食べさせていた・・・ 2年前までは言葉は発しないが 時々私を認識して

笑顔を見せたが 今では私を見つめることはほとんどなく 笑顔は このところ見せた

ことがない


いままでは この笑顔から元気をもらっていたのに!?

「いつまでも笑顔で!」というタイトルで介護体験記を書いたことがあったのに~~。


ちかごろ 今まで思ったことがなかったこと…何のための介護か・・・と、思い浮かんでくる

ようになった


症状は確実に進行しています…万が一の奇跡は起きないと確信します


私は 今まで「がんばる介護」を心掛け実践してきたつもりだったが 今になって

「頑張らない介護」の趣旨が私なりに理解できるようになったのです。


ので、少し頑張るが 今までの半分ぐらいにしようかと思う~~。

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昨日の夕食介助 やはり1度も私を見つめることもなく声も発しない 私を認識出来なかった

夕食3分の1ほど残して 眠気に襲われたかのように急に目を閉じ眠ってしまった


いつもより早めに施設を後にしたが何か虚しさを覚えた