妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の唯一の生き甲斐山菜採り・記憶が焼き付いているかも

2013-12-26 20:11:15 | 日頃気になること

特養入居中の妻 アルツハイマー病で要介護5 全介助です。

3日毎に食事介助に通ってます。

 

夕食介助から昼食介助に替えて2回目です。

今朝から穏やかな天気で施設の近くから見える遠くの山並み 磐梯山・安達太良山

少し霞んでいるが真っ白に浮かび上がっていた。

 

自宅近くからでも見えるが8kmほど遠く離れているが かえって良く見える。

そのうちに妻に見せようと思う。

認知症発症前 30年くらい前から毎年裏磐梯に山菜採りに行っていた。

妻は 山菜採り 特にキノコ採りが唯一の趣味で生き甲斐だった。

誘っていかなかったことは1度もなかった

 

この裏磐梯行きは 当時私は渓流釣りにはまっていて私は釣り 妻は山菜採りと一緒に

渓流を歩いたこともあった!!

なめこ フキ わさび タラの芽 じだけ などいつも何がしかの収穫があった・・・

しかし 岩魚 ヤマメはキャッチアンドリリースで持ち帰ったことはなかった。

ドライフライの釣り 時にニンフの釣り

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10年以上行ってないが妻と見つけたウスゴロモはどうなったか?

(ウスゴロモ・・・正式名称…しもふりシメジ? 少し違うようだ)

大変美味なキノコです

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裏磐梯の景色・雑木林の積もった枯葉を踏む感触・小鳥のさえずり・渓流のせせらぎ

妻にも消えてない記憶だと思う・・・??!!

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食事介助

私は声を掛けないで黙ってスプーンで ごはんを口に運んでみた・・・

心の中で黙って 食べて と念じてみたが口は開けなかった。

いつものように「はいっ! ごはん!」と言うと口を開けるのは声に反応していることだ!!

みそ汁半分ほど残して完食

今日の食事介助これで一安心です