妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

破壊された脳が今日だけ復活した・・・。

2014-05-08 00:01:20 | アルツハイマー型認知症

今日の昼食介助

 

家から妻の入居している特養まで9.5㎞ 市内を通らないので所要時間はいつも15分。

途中 商店は昔からの酒屋一軒だけの自然の多い過疎化が進む私にはお気に入りの土地です。

 

市内に出るには阿武隈川の橋を渡るだけの3㎞・・・。

 

当地に居を構えて6年後に妻は認知症を発症。

 

移住当初 どういう廻り合わせか施設までのこのコース一番多く妻とドライブしたのです。

今は助手席は空ですが 行先には妻がいるのが何ともイジラシイ…。

 

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正午ちょうどに妻のグループの食堂に入ると いつもの5人の入居者さんテーブルを囲んでいて

妻だけ目を瞑っていた。

 

並んで座って「ご飯の時間だよ!!」と声をかけても全然反応なし。

 

このとき 職員さんが「10日の日曜日に牡丹園に妻も一緒に行くことになってます」と私に

言うと、

驚いたことに薄目を開いて ニコニコといかにも嬉しそうな表情を見せたのです^^;

壊れた脳が作動した感じ。

 

月に一度このようなことが起きるのは破壊された脳の働きだとは思えない?!

別の何かの働きか?!

 

今日の体調すこぶる良く 食欲も旺盛で完食・・・

特に「ハイ!サシミ!」と言うと サシミの時に特に大きく口を開けたのは言ったことが

解っているとしか思えない。

完全に破壊されてしまったはずの妻の脳は一体どうなっているのか?