妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー型認知症全介助の妻の口腔ケア

2014-05-21 22:52:49 | 認知症介護

本日 歯科医による口腔ケアの説明が施設内であった。

 

口腔ケアについて私が今まで理解していたのは 誤嚥性肺炎を防ぐため口の中や

歯の汚れを除いて口の中を清掃すること…。

口の中は肺炎を起こす雑菌が増殖しているので 少しでも気管に入らないための予防…

そのために 歯磨きや 口腔ガーゼを使って口の中を清潔に保つことが大切…。

というくらいの認識しかなかった。

 

妻の場合は8年前グループホームに入所した時 確か20本以上残っていたので入れ歯は

作らなかった。

80・20が今となっては裏目になってしまった。

 

今となっては入れ歯は作れません

現在は数本しかありません。

 

グループホーム入所2年後 認知症が進み自分で磨けなくなった

職員さんの介助になったが口を開かない… 開いても歯ブラシを噛んで離さない

ガーゼ使用は指を噛んでしまう

 

常に拒んでたわけでもなかったが グループホーム入所時は満足な口腔清掃は出来なかった。

口臭も気になった。

 

3年後 さらに症状が進み対応が難しくなったと言うことで老健に移転。

老健でも歯ブラシを噛んだりしたが毎回歯磨きはしていた。

 

現在の特養に移転して1年と少し経ったが 妻の口腔清掃は手間がかかっていると

推測しています。

 

施設側からこの件について何も報告がなかったし、私も訊きたくても訊けなかったのです。

 

今後 週に1度 歯科医院より訪問ケアをするそうです。

ケア内容は説明を受けたがよく理解できなかったので次回立ち会ってみます。

幸いなことに妻は1度も咽たことがないので 今のところ誤嚥の心配がありません。