妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

施設生活は楽しい!?

2014-05-25 16:44:32 | 日記

<団地内の道路 100mにわたってアカシヤが満開です この下を歩くと強い香りというか

強烈な臭いがします>

 

今日の昼食介助 (妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助で特養に入居しています

3日に一度昼食介助に通ってます)

 

今日も 前回と変わりなく 対面しても目を瞑ったまゝ身動きもなく車いすに座ってテーブルに

着いていた

いつもは右手で左拳を握っているのが右手は左肘を押さえていた

 

昼食が揃いました

まず おかゆをスプーンで口に運んで 「ハイ ごはん…!」 というと 唇に触れてないのに

目は瞑ったまゝ口を大きく開けるのがいつも不思議に思う

30分かかって味噌汁を半分残して完食

 

この間 声は一度も発しなかった

また目は一度も開けなかった

両手は組んだまま

 

食後 別のテーブルの入居者さんが車椅子で通りかかりました

時々声をかけてきます

「どうですか?」と訊いたので目をずぅ~と瞑ったまゝ・・・とこたえるとその入所者さんは脳梗塞で

左半身マヒだったのが 左手を動かしてこんなに動くようになったと動かして見せた

私が「左足が動けるようになれば歩けるね!!」というと「足はいいんだ…!」車椅子で動けるから

と言ったのです

 

この方にとっては施設生活は至れり尽くせりで満足しているようだ…そのように見えた。

施設生活に希望があるのでいつも笑顔で話しかけてきます。

妻の場合は 施設入居が介護が至れり尽くせりで 介護家族の私が満足しています。

しかし、いつ口から食べられなくなるかと毎日が不安です