小稗(コビエ) イヌビエ
水田の雑草である 幼苗は稲ときわめて似ている。
田植え時 稲の早苗に紛れ込んで一緒に植えてしまうことがある。
8月ごろ出穂間近な水田を見回ると、成長が飛びぬけて旺盛な株が散見する。
近寄って調べると稲を駆逐して大きく育ったコビエである、雑草は強いとつくづく思った。
手入れの行き届かない田んぼに秋がくると、コビエばかりが目について、肩身の狭い思いをすることになる。
一度水田に種をこぼすとその駆除には大変な労力を必要とするばかりか、近隣の田畑に種をまき散らした。
稲作を落伍した(卒業した?)から正確なことはわからないが、コビエだけに作用する除草剤があるらしい。
私の段々畑にも風が運んだのか、コビエが住み着いて、抜いても抜いても生えてくる。
足黒ツユムシ?
祭り提灯を思わせるカボチャ