垂れ込めた梅雨の暗い空の下では夜明けが遅い。
いつもこの時間に開ききっている沙羅がようやく開き始めた。
夏椿は、ひとひらごとに散るのではなく、一輪の姿のままに落ちる姿を椿に見立てての名前だという。
しかし 今朝の一輪は、遅い春 酒田市の山間で営まれた法要のおり、その家に庭先に咲いていた白椿に酷似していた。
沙羅が 夏の椿に見えるとき
棗 (ナツメ) 普通私に書ける漢字ではない。
松本城に向かう通の街路樹「シナノキ」に花が咲いている。
歩道を歩いていると、かすかな芳香が漂ってくる。
花からは良質な蜂蜜が採れるという。
山から種皮を剥いできて、長期間水につけおくと、分解して丈夫な繊維だけが残る。
この繊維からマンモスでもつなぎとめられる強い縄だできた。
シナノキ