稚苗で冬越して5月に定植したパッションフルーツは、私の背丈を優に超え、掌ほどの葉を幾重にも茂らせて、ますます隆盛である。
しかしあの豪華な花を咲かせる気配は全くなかった。
フルーツの届け先まで決めていたのに、早く咲かないと寒い季節がやってくると、内心穏やかではなかった。
ぐずついた天候が続き、今日二日ぶりの見回りで、蕾のかけららしきものを発見した。
花時計草(パッションフルーツ) 中央の小さな三つ葉に乗っているのが蕾と思われる。
稚苗で冬越して5月に定植したパッションフルーツは、私の背丈を優に超え、掌ほどの葉を幾重にも茂らせて、ますます隆盛である。
しかしあの豪華な花を咲かせる気配は全くなかった。
フルーツの届け先まで決めていたのに、早く咲かないと寒い季節がやってくると、内心穏やかではなかった。
ぐずついた天候が続き、今日二日ぶりの見回りで、蕾のかけららしきものを発見した。
花時計草(パッションフルーツ) 中央の小さな三つ葉に乗っているのが蕾と思われる。
月下美人との出会いは、早世した姉が生前、横浜から届けてくれたのが始まりだ、そして1/4世紀が過ぎた。
美しいという部類の花ではないけれど、初秋の虫の音に溶け込むような風情を醸し出している。
冬の寒さからさえ守ってやれば、それ以外全くタフだ。
一夜花だから、知らぬ間に咲いて、知らぬ間に萎れていることが何度もあった。
このことがあまり好まれない理由なのかもしれない。