谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

節分

2018-02-03 17:38:16 | 日々のこと

節分 春霞常念

 冬の名残か 朝霧が遠くの景色を見えなくした。

 午後の木漏れ日

茜雲 雪解けの水たまりに薄氷

 

母の挿す柊 母の背の高さ 九条道子(信濃毎日新聞今朝の一句)

節分 隣近所から豆まきの掛け声が聞こえなくなった。

柊の小枝にイワシの頭を刺した魔除けを玄関に飾る風習がある。

柊の棘とイワシの匂いが悪い鬼を封じるのだという。

高齢故の災難は避けて通れないと思うから、鰯の頭に信心した。