節分 春霞常念
冬の名残か 朝霧が遠くの景色を見えなくした。
午後の木漏れ日
茜雲 雪解けの水たまりに薄氷
母の挿す柊 母の背の高さ 九条道子(信濃毎日新聞今朝の一句)
節分 隣近所から豆まきの掛け声が聞こえなくなった。
柊の小枝にイワシの頭を刺した魔除けを玄関に飾る風習がある。
柊の棘とイワシの匂いが悪い鬼を封じるのだという。
高齢故の災難は避けて通れないと思うから、鰯の頭に信心した。
節分 春霞常念
冬の名残か 朝霧が遠くの景色を見えなくした。
午後の木漏れ日
茜雲 雪解けの水たまりに薄氷
母の挿す柊 母の背の高さ 九条道子(信濃毎日新聞今朝の一句)
節分 隣近所から豆まきの掛け声が聞こえなくなった。
柊の小枝にイワシの頭を刺した魔除けを玄関に飾る風習がある。
柊の棘とイワシの匂いが悪い鬼を封じるのだという。
高齢故の災難は避けて通れないと思うから、鰯の頭に信心した。