谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

北国の春

2018-04-11 19:56:46 | 日々のこと

今朝の水中常念

「雪解 雪形 野良仕事 こぶし咲く里山 北国のああ北国の春」

終戦時松本陸軍飛行場に残った飛行機は徹底的に破壊され、どこかに運び出されたらしい。

破壊現場に残った小さな残滓を拾いに子供たちが群がったという。

目的は戦闘機防風ガラスの小片である。透明であってもガラスではない不思議な物資だ。

机などでこすると香しい匂いがした。それはこぶしの花の香であった。

こぶしは高い梢で咲いた。

花を手に入れたくて、石を投げたけれど 徒労に終わった

 

群れて咲く美しさもあるけれど、真下に立って見上げる一花 一花に表情がある。

「山吹 せせらぎ ふきのとう 落葉松の芽が吹く 北国のああ北国の春」

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする