今年のツールド美ヶ原は、無情の雨で部分的実施で幕を閉じた。
昨年に続きチャレンジ精神旺盛な身内二人が我が家に集まったのだが無念の涙に暮れた。
天気が回復した午後、二人は山頂ゴールを目指して出発し、無事コースを制覇して帰ってきた。
驚いたことに、孫がレース参加証に付随した抽選券で特賞賞品をを引き当てたというのだ。
私はその商品価値が理解できないのだけれど、自転車乗り垂涎の的らしいカーボングラファイトホイールだ。
市場価格で30数万円という代物だという。
タイヤチューブ付きで計測すると800グラムで、シャフトを両手で支えて車輪を回すと音もなくいつまでも回り続ける。
これで雨の夜明けに悲嘆にくれた孫の自転車熱は、当面覚めないだろう。
水無月最後の雨
栗の花