夕食が賑やかになった。
嫁に行った娘夫婦が、手つかずの〇万円もする「おせち料理」をもって訪れた。昼は、娘婿の実家で食べてきたので、手つかずのまま。娘婿の仕事の関係上、買ったとのこと。
キャビア・あわび・ほたてなど滅多に口に入ることのない料理に舌鼓を打つ一方で、食べたことのない食感や味付けされた料理、食べても素材がわからない料理、あきれる程の種類の多さなど、話題の多い夕食となった。
高価なおせち料理なのに、なぜか、誰かが一口食べて素材や味をコメントするのを聞き、恐る恐るお箸をつけることの多い「不思議なおせち料理」であった。
やはり、田舎者には、昔からの素朴なおせち料理、素性がわかった料理が口にあっていそう。