梅・桃の収穫が終わったので、夏場に向け果樹・野菜・庭木につく毛虫や青虫などの悪質な病害虫防除をしようと、今年、初めて動噴(動力噴霧機)を引っ張り出して試運転した。案の定、何回やってもかからないので、いつもの農機店で直してもらった。
昨日、午後、梅雨の合間をぬってタンクに400Lの薬剤を調合し、散布した。今年は、必要の都度、10Lの背負い式手動噴霧器、5Lの電池式肩掛け噴霧器でしのいできた。でも、葉が生い茂って密集し、4mぐらいの高さまで枝が伸びてきた果樹には、パワーのある動噴でないと薬剤が行き渡らない。カッパを着、マスクをつけ、ゴム手袋をはめ、完全防備のサウナ状態で約2時間頑張った。
昨夜は弱い雨がポツポツ。これは織り込み済みだった。でも、今日、本降りに近い雨が1日中なんて予想外だった。うらめしや天気予報。これで、せっかくの薬剤が流れ落ちてしまった。薬剤散布後、乾けば効果があるというものの、雨で流されれば持続効果がなくなってしまう。
でも今日の雨、恨んじゃいけない。こんな梅雨の合間に薬剤散布する方が悪い。自然の恵みで育つ農産物。自然には逆えない。と、気分を切り換えるしかない・・・