紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

庭木の剪定 あわてふためいたことも・・・

2022年07月14日 | 家庭園芸&直売所

今日は朝から小雨がポツポツ。

それでも、お遍路笠をかぶり「きゅうり・なすび」だけは収穫してきた。ぬか漬けも手入れした。 

あとは骨休め。昨日の出来事があるだけに・・・

 

・・・昨日、庭木を剪定した・・・

早くから気になっていた樹齢60数年・高さ約6mのクロガネモチの木を剪定した。

庭木を綺麗に整えるとかの目的ではなく、万一猛烈な台風が来たとき、生い茂っていると倒木するリスクがあるという理由なので、庭師には頼まない。

「太枝ばさみ」、腰ベルトにぶら下げる「鋸」「剪定ばさみ」、2種類の脚立を準備して作業にかかった。

スッキリぽんした。これで、猛烈な風も吹き抜けてくれる気がしてきた。

・・・あわてた・・・

2種類の脚立を使い分けて剪定したが、それでも届かない箇所は樹に乗り移って剪定した。

高いところは苦手。しかも大木なのに多少は揺れるのでビクビクだった。

樹の上では、両足をどことどこに乗せるか探しながら、左手は命綱となる枝をつかみ、右手は鋸と剪定ばさみを使い分けながらの作業だった。

不安定な姿勢での作業が続いていた時だった。

「アッ」と思った時は遅かった。

枝を切り落としたはずみに鋸が行き場を失って、「膝」に当たった

みるみるズボンに血が染み出してきた。

「ヤバい」

「早く下に降りて、出血場所を抑えて外科の病院に走らなアカン」

近くにいた家内に大声でケガしたことを伝え、救急箱やティッシュ箱を取ってきてくれるよう頼んだ。

あわてて樹から降りた。

傷口の状態を確かめ応急手当をしてからと、おそるおそるズボンを脱いだ。

「エッ」

殆ど血が止まりかけていた。傷口も塞がりかかっていた。まさかだった。ホッとした。

横で不安そうに見守る家内に言った。

「これやったら病院いかんでもエエ。血をサラサラにする薬、5月で終わっていたから良かったー 飲んでたらえらいことやったー」

 

・・・・・・

鋸さん、アンタは悪くない。

不幸中の幸いだった。

プラス思考で考えることにした。

『そんな高いところで無理なことしたらアカン。最新の注意をしながら作業せなアカンで』と、忠告してくれたんや。

傷をしてなかったら、そのまま作業を続けていたら、もしかしたら樹から落下していたかもわからん。

傷口を消毒したりの処置をしながら、そんなことを思った。

しばらく休憩し、気を引き締め直し、作業を再開した。