紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

時季外れの白菜の漬物

2022年10月07日 | 家庭園芸&直売所

未明から雨がシトシト降っている。育ち始めた野菜が喜んでいるはず。

昨年12月、漬けた白菜を味が変わらないうちにと冷凍保存した。今も食べたいときに解凍しながら頂いている。

ただ家内と自分では調味料の量が違うので、取り皿でお好みにして味わっている。

家内は、「一味」タップリ 醤油はやや多め

自分は、「一味」パラパラ 醤油は垂らす程度

・・・漬物の冷凍・・・

ご近所さんで白菜の漬物を冷凍保存して食べる人はいないし、冷凍保存する食べ物とも思ってもいない。

冷凍した白菜の漬物を冷蔵庫で解凍してから食べると、冷凍せずに食べるよりも深みのある味わいがする。冷凍保存して凍った旨みが、解凍する過程で白菜全体に染み渡るのかも知れない。

もともと、漬物の味が変わらないうちには食べきれないからと、冷凍保存し始めたのがきっかけだが、まさかの味わい深さにはまっている。

・・・今季、種まきした白菜・・・

今季もたくさんの白菜の漬物を作ろうと、150か所に種を2粒蒔きした。なのに成長しているのは、40株ほど。

9月中旬の台風14号で防虫ネットがまくれ上がった時に苗をみたら、虫に食べられたり、雨風でたたきつけられたり、防虫ネットになぎ倒されたりで、40株ほどしか苗が育っていなかったのがわかった。

「40株もあれば我が家で食べる分には十分」と一時は考えたが、数日後、去年の白菜の漬物を食べているうちに、「やっぱり、足りないかも」と思い直し、時期的に遅いとは思いつつ、9月下旬に残っていた種を直播した。

芽が出てきた。

うまく育つかどうかは、これからの気候次第。お天道様に見放されそうになれば、白マルチで覆って暖かくしてやるつもり。

 

・・・大根は・・・

白菜と同時期に1粒蒔きした大根は、発芽率や台風の影響もあって、7割ぐらいになっていた。

それでも300本以上はある。これだけあれば、今季の「大根の麹漬け」には十分だと思っている。

自然の恵みで育つ露地栽培。工業製品みたいにはいかないからこそ、ワクワクしたりアーアと嘆いたりの一喜一憂や収穫の喜びを感じさせてくれる。