紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

今季、最後の漬物仕込み! (コメント紹介1/24追加) 

2020年01月23日 | 我が家の食&漬物作り

料理では使いきれないほどの白菜と大根が畑に残っているのが、気になっていた。

昨日は陽射しもあったし、風は無風だったし、寒さもさほどではなかったし、翌日からはグズついた天気が続くと言うので、今季、最後の白菜と大根の漬物を仕込んだ。

1日で終えられるかどうか作業時間の目安が立たなかったので、家内に助っ人を頼んだ。

1.白菜の漬物仕込み

料理用に10数個を残して収穫した。暖冬のせいか農薬散布が不足したのか、今季は葉っぱが虫食いだらけ。

被害があったり、アブラムシがついていたりの葉っぱは全て廃棄した。葉を剥いて剥いて剥きまくった結果、真ん中の芯だけになってしまった白菜もあった。

それでも、17kgあった。廃棄した葉の山をみると、被害がなければ30kgはあったかも知れない。でも、真ん中の美味しい部分が食べられるんだから「エエやんか」と、自分で慰めるしかなかった。

半分に裂き、水でジャブジャブ洗いし、2時間ほど天日干しした。

「粗塩」を3%、「昆布・干した柿の皮」を適当に入れ漬け込んだ。

重しは35キロぐらいにした。最上段の重し石が不安定なので、漬け込んだ白菜の沈み込みを考慮しながら転げ落ちないようにロープで支えた。

あとは、ときどき見回って重しを調整するだけ。1週間後ぐらいには食べられるはず。

これで今季の白菜漬けは、前回の33kgと今回の17kgで、50kgを漬け込んだことになる。これにて、今季の白菜漬けは完了した。

 

2.大根の麹漬け準備:塩漬け

料理用を残して収穫した。20kgあった。「麹漬けの素」は15kg単位になっているが、「まあ エエか。何とか漬かるやろ」で、GOした。

タワシで丁寧に水洗いした。

粗塩670gで塩漬けした。重しは、約40kgにした。

水上りしてくる1週間後には、「麹漬け」に取りかかれる。

今季の麹漬けは、すでに90kg漬け込んだので、これで110kgを漬け込んだことになる。これで、今季の「大根の麹漬け」は完了した。

 

・・・・・励み・・・・・

気ままな家庭園芸なれども、漬物作りだけは休んだ年はない。自分が漬物大好き人間ということもあるが、待ってくれている人・喜んでくれる人が多いことも頑張り続ける原動力にもなっている。

先日、筋力体操で公民館に行った時、参加者から「白菜の漬け方やけど、糠入れてんの? 何入れてんの? 塩どれくらい?」と聞かれた。最近、他の人からもチョクチョク聞かれる。

どうも、郷土料理名人がアチコチで「我が家の白菜漬け」をベタほめしてくれているらしく、噂になっていることがわかった。

漬け込み量以外、人に自慢できるほどではない。昔から作っているオバチャン達に教えてもらうことはあっても、まさか、作り方を聞かれるとは思ってもいなかった。こんなことがあったので、今回の漬物作りは気合が入った。

・・・・・作業を振り返って・・・・・

今日は家内が助っ人してくれたお蔭で、漬物仕込みは早々に終わった。

おやつを欠かさない家内だけに、「コーヒー」と「あんまん」まで一緒に頂いた。

夕方まで時間があったので、「柿・桃・梨」の剪定も終えることができた。

道具類を片付けていると、作業が終わるのを待ってくれていたかのように、ポツポツと小雨が落ちてきた。

久し振りの終日の農作業で体のアチコチが悲鳴をあげているのに、心身はいつになく充実し心地よかった。

・・・・・今朝も温かい・・・・・

目覚めると本降りの雨だった。昨日の夕方から降り出した雨は、寝る時も降っていた。寝ている間は知らないが、ずーと降り続いているみたい。

屋外に出てみた。冬の雨は、傘を持つ手が「かじかむ(凍える)」というイメージが湧いてくるが、そんな寒さは感じなかった。

室内気温は、13.5度だった。

家庭園芸の立場からすれば、暖冬なら暖冬のままで終わって欲しい。今、果樹は春の気配を察知し動き始めているかも知れない。寒さが戻るとパニックを起こす恐れがある。

雪国の人は、報道で知る限り、悲喜こもごもの様子。ただ、雪が降らないと稼ぎや暮らしに影響する人のことを思えば、例年通りの気候に戻ってほしい。

 

******コメント*****

コメント欄は、カテゴリーに記載したとおり非公開にしています。ブログ訪問者からの声や通信用にさせて頂いています。

今回、あまりにもすばらしい詩を送って頂きましたので、ここにご紹介させて頂きます。月の笹舟様、ありがとうございました。

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♬♬♬ 味 ♬♬♬

ひと口に

ふと重なるは母のこと

人の重みと深き味

染み入る人の気持豊かに

聞かずとも語らず共に沁みる味

白き米粒 友にかき込む



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