家内から聞いていた。
『〇〇さんが玄米のパンを持ってきてくれた。これ高いで。美味しいで。カットしといたから食べてくれたらエエで』と。
昨日、早速、朝食に使わせてもらった。
その前日には、受粉樹がないのに梨の木に実が2個ついていたので採ってきて冷蔵庫に入れてあった。自家製の梨は貴重なので1個の半分を使い家内と分けた。
冷凍してあるミカンはシャーベット状のままでカットした。
玄米のパン。以前に食べたことあるような気もがするが味わいまでは覚えていなかった。サンドイッチにして食べるいつものダブルソフトとは食感も味わいも違った。
家内から洗脳されていたからかも知れないが、いつものパンより美味しく感じた。期待した梨は甘さもジューシーさも「もうひとつ」だったが、貴重な自家製だけに味わい深かった。
・・・梨 消えた?・・・
残した梨の半分は冷蔵庫の野菜室にラップしてから入れといた。昨日のことに、それがいつの間にか消えていた。
間食が多い家内が食べたに違いないと思った。
2人の孫が我が家に入ってきた時、一応聞いてみた。
自分:「冷蔵庫にあった半分の梨、知らん?」と。
中学生の孫:『食べた!』
自分:「味、どうやった?」
中学生の孫:『美味しかった!』
自分:「あの梨、駐車場の隣に植えてある木に2個だけ実がなっていた貴重な梨なんやで」
隣にいた小学生の孫:『お姉ちゃん、半分を食べ終わってから、冷蔵庫にあったもう1個も食べようかなあとか言ってたで』
中学生の孫は、そばで苦笑いしながら黙って聞いていた。
自分:「好きなものがあったら黙って何でも食べたらエエんやで。誰が食べたんかなあと思って聞いただけや」
・・・・・・・
それにしても、いつ入ってきて食べたんやろか。皮も包丁で剥いたんやろうし・・・
お菓子の置いてある場所とか、仏壇のお供えとか、冷蔵庫を開けたりとか、冷凍室とかを物色するのは知っているが、まさか冷蔵庫の野菜室の引き出しまで覗いていたとは・・・
さすが食べ盛りの孫! 感心するばかりだった。
孫に『美味しい』と言って食べてもらえたのだから、梨も本望や!
我が家の食材を自分よりもよく知っている孫達。仲良く何かを作ってる・・・