
言葉を選んで、書くことに挑戦します。
今日は、「親友」です。
親友とは、親のような友と書きます。
親について考えてみると、かけがえのない人で、信頼できる人のことです。
いつも、私の味方になってくれる人のことでしょうか。
心友は幾人もいないのです。
喜びも哀しみも分け合える人のことでしょうか。
時には厳しく叱責をうけることもあります。
仮にパートナーを選ぶとしたら、親友のような女性が良いと考えます。
包み隠さずなんでも話せる人のことです。
まずいことも話せる人です。弱い部分もさらけ出せる人です。
私の親友は、決まって少し馬鹿な人です。
何かが高じて、少し世間から外れているように見える人が多いのです。
私も馬鹿だから、きっと馬が合うのでしょう。
こうしたら儲かるとお互いに知恵を絞って話したことがありました。
酒のつまみには最高の話題でした。
過去のことはすべて糧でした。お互いに未来しか見ていませんでした。
その話は、延々と続きました。2升の空瓶をあとに店を出たものです。
私は、親友のために何ができるでしょう。
いつも自問自答しています。
全財産を投げ打てるでしょうか。
身体が疲れ切るまで尽くせるでしょうか。
そんな関係ではないようです。
親友と言えど、他人です。
節度を持って付き合わなければなりません。
親友とは、竹馬の友のことでしょうか。
長い付き合いの点からは、類似しているように思います。
親友はいつ会っても、何を話しても、
「お前相変わらず馬鹿だね」と言える人のことです。
相手の話を聞き、こだわりを理解しなければその言葉は出てきません。
相手の気持ちが分かるから、どうしようもないやりきれなさがわかるから。
今日も心友たちと飲み会です。
なんでもないいつもの馬鹿話です。
しかし飽きないのです。不思議です。
なぜ、言葉を選び書くことに挑戦するのか二週間後に、種明かしをします。
商社マン 裸足の人に 靴を売れ
2015年9月20日