
長年一緒に仕事をしてきた方々から贈り物をいただきました。
漆塗りの「忘れ盆」です。シンプルでありながら、実に使いやすいのです。
20cm四方の箱状です。深さは3cmです。
木製の箱に漆が塗られています。10cm黒、次の10cmが臙脂の色合いです。
底には鉄板が入っているのか重く安定感があります。内張りは毛氈仕上げです。
これを選んだ方のセンスに感謝です。
月に100万円稼いでいた人は、同じような仕事を50万円ではやりたがりません。
何故でしょう。お金が先の発想になっているからです。
月100万円になるまでは、30万円の時も60万円の時もあったのです。
仕事ができる喜びをいつしか忘れてしまったのです。
お金がお金を作る時代です。
お金持ちが牛耳る時代になっています。
稼いだお金をパッと使う。そうではなくなりつつあります。
アメリカの格差社会は深刻です。
一部の金持ちが自分たちの富をさらに増やしているのです。
そのためにロビー活動をし、自分たちに有利な法制にしているのです。
仕事の価値は、お金じゃないのです。
良い仕事をする職人が必ずしもお金を稼げるとは言えないのです。
ただ、職人は恥ずかしい仕事は出来ないと思って努力しているのです。
ある芸術家は、世にたくさんの良い仕事を残されました。
しかし、生前は不遇でした。死後評価されたのです。つまり高い金で取引されたのです。
お金ありきの仕事はないのです。
良い仕事をすることに価値があるのです。
先人に色々学ばせていただきました。
私は恩返しをすることを忘れていました。
今日からでも、性根を入れなおします。
そしてできることはないか、必死で探します。
お金じゃなく、仕事です。仕事をさせてくれる環境です。
妻のお父さんは、野菜を作って市場に出されていました。
お父さんは、自分が良いと思う野菜だけを売られていました。
仲買人は、お父さんの番号札を探して買われるようになりました。
次第に高く売れるようになりました。
今日は、ゴルフです。
かつて勤めた外資系の会社が主催するコンペです。
前回より、少しだけ良いスコアーを目指します。
まずは、退職した人間を呼んでくれることに感謝です。
包丁は 使って研いで 妻嬉し
2015年11月6日