
昭和記念公園で秋の終わりを見つけました。
ああ、楽しかった。
私達は、毎日どれだけこの想いをしているでしょうか。
楽しかったと人生を終えたいものです。

冬の苺です。(前にも載せたことがあります。)
苺は、葉の一部を枯らしながらも来る春を夢見て根を張っておりました。
私達は、こうして生きています。
明日は、きっと良いことがあるはずだと。
現実は、ちょっぴりの楽しさと多くの苦労です。
そうであっても、楽しいと感じたいのです。
冒頭の絵を丁寧にていねいに、紅葉を写実していました。
ちっとも楽しい絵にならないのです。
紅葉は、一生懸命生きてお世話になった葉っぱたちにご苦労さんと役目を終えて頂くのです。
そして、次世代のこやしとなります。
最後くらいは華やかに色とりどりの祝福で送ってあげたいのです。
思い切って、楽しい色使いに変えました。
色とりどりの丸をいっぱい描きました。
絵は瞬く間に変わりました。
何のことか分からなくなりました。
でも私は、楽しいと思うようになりました。
正確ではない何かが動いたのです。
一生懸命描いたのです。でも楽しい絵ではない。
きっと、苦しかったのです。
上手く描けない。
感じるままに、きれいだと感じた色を表現することでよかったのです。
そう思うことで解放されました。

笑う角に福来る。(これも以前載せました。所謂使いまわしです。)
私達は、小難しく考えすぎるのです。
こうでなければならない。が多すぎるのです。
単純に笑えば良いのです。
辛くたって、哀しくたって、勇気を持って口を開け口角を少しだけあげることで楽しくなるのです。
楽しいと思うことで、どれだけ楽になることか。
眉根に皺を寄せるのをやめれば良いのです。簡単なことです。
ええい。強制的に笑ってしまえ。
感じるままで良いのです。
頭は、賢いのです。
腸は、脳の命令には従いません。ひたすら身体を守るために毒を出し続けるのです。
今日は、良い体験をしました。
絵を描いていて良かったと思いました。
へたれがね すすき風負け 笑うのさ
2015年11月15日